数字の読み書きは何歳からできる?【2歳~6歳】おすすめの練習をご紹介

大人は無意識に数字を読んだり書いたりしていますが、子どもはいつから数字を読んだり書いたりするようになるのでしょうか。

今回は数字の読み書きができるようになる目安と練習について書いていきたいと思います!

また、数字に限らず「数」に関する年齢ごとのおすすめの練習についても書いていますので、参考になればうれしいです。

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0~100までの数字の読み書きはいつできるようになる?

数字の読み書きはいつできるようになる

早速ですが、100までの数字を読み書きできるようになるのはいつ頃なのでしょうか。

もちろん、最初から100までの数字が言えたり読めたりするわけではありません。

順を追って数字の読み書きについて説明していきますね。

ただし、ここで説明するのは多くの子どもができるようになる時期ですので、おうちで数字に触れる機会が多かったり、練習したりすることで早めに読み書きできるようになる場合もあります。

2歳~3歳ころ

2~3歳ことになると、ようやく「1、2,3・・」といった数字の形を認識することができてくるようです。

あくまでも、「1」=「いち」と読むんだ。という認識ですので、「1」の意味までは理解していないことが多いようです。

声に出して1~10くらいまでの数字であれば言えるようになってきます。

数字の書きに関しては、「1」は書けるけれど、それ以外は難しいことが多そうです。

4歳ころ

読める数字が増えてきます。

「1」=「いち」=「1つ」という認識ができるようになってくるようです。

数字の書きに関しても、「1」以外の数字もいくつか書けるようになってきます。

5歳ころ

「20」くらいまでは、多くの子どもが読めるようになってくるようです。

「100」まで言える子も出てきます。

もちろん、数えることもできます。

数字の書きに関しては、「0~11」まで書くことができる子が増えてきます。

簡単な足し算ができる子もいるようです。

6歳ころ

数を「10」から逆に言えるようになります。

簡単な引き算ができるようになるようです。

繰り上がりの計算は、通常は小学校に上がってからできるようになる子が多いようです。

SunaSuna

5歳で100まで言える子が増えてくるようですね!目安にまだ届いていなくて不安という方も心配はいらないと思います。おすすめの練習についても書いていますので、参考になればうれしいです。

数字の読み書きの練習タイミング

数字の読み書きの練習

日常の生活を送っていると、自然と数字に触れる機会は多々ありますので、特に練習をしなくてもある程度子どもは数字を覚えていく場合もあります。

早く覚えてほしいという親の思いから、無理に数字の練習をさせることでお勉強や数に苦手意識を持ってしまう危険性は頭に入れておくべきだと思います。

しかしながら、子ども自ら数字に興味を持ったのであれば、このタイミングを見逃さずにどんどん数字の読み書きスキルを伸ばしてあげたいですね!

子どもが数字に興味を持つとは?

子どもが数字に興味を持つとはどういう状態でしょうか?

興味を持っているかどうかイマイチわからない時に、簡単にわかる方法があります。

それは、数字のポスターを壁に貼ってみることです!

SunaSuna

例えば、お風呂学習ポスターシリーズなどもおすすめですよ!

数字のポスターを壁に貼ると、数字に興味がある場合はそれを指さして読もうとしたり、親に読み方を聞いてきます。

逆に全く興味を示さない場合は、まだ数字に興味を持っていない状態ですので焦らず様子を見てもいいかもしれません。

ポスターに関わらず、数字が書いてある絵本を見せてみるのもおすすめです!

ポスターを貼ることや絵本を用意することは、数字に興味を持つきっかけ作りにもなります。

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【数字の読み書き】おすすめの練習

数字に興味を示したら、どのような練習していくのがいいでしょうか。

おすすめの練習をいくつか紹介しますので、興味を持った方法で取り組んでみてくださいね!

2歳~におすすめの練習

2歳~におすすめの練習方法

まずは、2歳代です。

数字に興味を持ち始めたばかりという子も多いと思うので、このまま数字への興味を高めつつ、まずは1から10まで言えるように練習していきましょう!

どんな練習がいいの?
数字ポスターを使って一緒に読んでみる
数字の絵本を一緒に読む
お風呂で1から10まで数える
おやつやコップなど日常的に声にだして数えてあげる
えんぴつを持たせてみる(無理せず3歳になってからでもいいと思います。)
2歳向けのワークで読み・書きの練習をする
【~もう1歩進めたい場合~】
お散歩のときなどに「〇だね~」「△だね!」「□だよ~」と形を言葉にしてあげる
おもちゃや食材を使って「重い・軽い」や「多い・少ない」、「長い・短い」といった「量」の認識にチャレンジしてみる

「数」ではないですが、すでに数字が上手に言える場合は、「形」や「量」にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか♪

ちなみに、初めての鉛筆は「くもんのこどもえんぴつ」と「もちかたサポーター」がおすすめです!

3歳~におすすめの練習

3歳~におすすめの練習方法

まだ1~10まで言えない場合や、数字の取り組みが初めての場合も、まずは10まで言えるように練習しましょう。

徐々に書く練習を始めてもいいかと思いますが、3歳の目安は「1」が書けることです。

ひとまず鉛筆に慣れて、「1」が書けるようになることを目標にしましょう!

どんな練習がいいの?
引き続き、ポスターや絵本、お風呂での数唱を続ける
10の先の数も一緒に数唱してみる
ワークやプリントで数字を書く練習・数える練習をする

【~もう1歩進めたい場合~】
ワークやプリントで「形」や「量」への理解を深める
お風呂や水遊びの際に、形の違う容器に水を入れて、重さや量を比べてみる
お出かけの時に「上下左右」を意識してみる

「1」なんてすぐに書けそう!と思うかもしれませんが、案外難しいようで…その他の数字も完ぺきに書けるようになるには、少しずつ何回も練習することがポイントとなってきそうです。

ワークやプリントにこれまで取り組んだことのない子も、3歳あたりからえんぴつの練習もかねて始めてみるのもおすすめです!

上下や左右といった「位置」を気にしてみるのも、今後「算数」を学ぶ上で役立ってきますよ♪

4歳~におすすめの練習

4歳~におすすめの練習-

「1」だけでなく「10」まで書けるように練習していきたい年齢です。

「1」=「いち」=「1個」というように、「数字」と「意味」を結びつけて理解していけるように働きかけていきましょう!

どんな練習がいいの?
1~10まで書く練習をする
おやつの数を自分で数えてもらう
「一人に1個ずつわける」を任せてみる

【~もう1歩進めたい場合~】
「複数のおやつを2~3人に同じ数ずつわける」を任せてみる
「1個(2個や3個でもOK)のおやつがもう1個増えるといくつになる?」という会話をしてみる
→足し算のファーストステップにも!
実際に物や図を用いながら「数の分解や合成」にチャレンジしてみる

書く練習以外にも様々なことを任せて数字と意味の理解を深めていけたらいいですね!

既に10以上の数唱もできて、意味も理解できているようだったらおやつの時間などを利用して、「1個増えたらいくつになるかな?」といったやり取りをしてみてもいいと思います。

SunaSuna

「数の分解や合成」はワークや「七田式プリントA」、こどもちゃれんじの「知育プラス」などに問題が載っています!実際にお菓子やおはじきを使ったり、図に書いて説明しながら取り組むことで数(量)の感覚を掴んでいくことが目的です。紙面で問題を解かせるだけでは意味がありませんよ~!

5歳~におすすめの練習

5歳~におすすめの練習

5歳くらいになると、数唱できる数字に少しばらつきがでてくるようです。

一般的には「20」まで言えるようになるようですので、そこを目標にして練習していきましょう!

書く方に関しては「1~11」まで書けるようになる子が多いようです。

どんな練習がいいの?
引き続き「1~10」までとその先まで書く練習をする
ポスターや絵本、お風呂で「1~20」までとその先までを一緒に数唱する
家族でトランプを使ってゲームをする

おすすめは数字の順番を意識した遊び「7並べ」数の大小を見る大富豪」などです!
【~もう1歩進めたい場合~】
ワークやプリントで足し算にチャレンジしてみる
おやつの時間やご飯の時間、寝る時間などに時計を意識して、今何時なのか声をかけるようにする
ホールケーキやピザを食べる機会があれば、子どもに切り分けてもらう

「20」まで言えるようになると、「100」まではあっという間に言えるようになることが多いと思います。

書く方も同じで「1~10」までしっかり書けるようになれば、そこから先はすぐに書けるようになります!

5歳代で簡単な足し算ができる子や、時計が読めるようになる子も出てくるようなので、余裕があればチャレンジしてみても良さそうです。

6歳~におすすめの練習

6歳~におすすめの練習

6歳になると、数を逆から言えたり、簡単な引き算なんかもできるようになってくるようです。

小学校に入学まであと少しですので、「算数」への準備もしていきたいですね!

どんな練習がいいの?

10・20・30・40・50~100まで10飛びで言ってみる
たくさんの物を10のまとまりで数えてみる
1~100まで書けるかやってみる
1~100まで言えるかやってみる
途中から言えるか、逆から言えるかやってみる
ワークやプリントで足し算の練習をする
【~もう1歩進めたい場合~】
ワークやプリントで「数の大小」や「時計の読み方」、「前から何番目?(順番)」の練習をする
料理のお手伝いを通して、「グラム」や「CC」といった単位に触れる
ワークやプリントで簡単な引き算にチャレンジしてみる

SunaSuna

幼児期はワークやプリントでひたすら計算問題を解くよりも、日常生活で数に触れる機会を増やしたり、実物を使って取り組むことで数への理解や、センスが養われるようです。

我が家の4歳長男は…

現在4歳半になる長男はというと、3歳から数字の読みの練習を始めて、今では100までは完璧に言えたり数えたりできるようになりました!

数字の書きも1~10までほぼ完璧に書けるようになりました。(「ほぼ」です…)

ここまでに実際に使ってみたワークやおすすめのプリントを紹介しますので、興味のある方は使ってみてください。

実際に使ってみた!市販のワーク【おやこでいっしょにすうじ】

数字の練習ワーク

単になぞって練習するのではなく、シールや迷路など子どもが楽しみながら運筆と数字の練習ができるようになっています

子どもは小さめの字を書くのが難しい場合があるのですが、その辺も考慮されていて「まずは大きく数字をなぞる→小さめの数字をなぞってみる。」といったように順を追って練習することができるようになっています。

3歳代で「2歳向け~4歳向け」までの3冊取り組み、「1」は書けるようになりました!

残念ながら「1」以外の数字は全く書けるようにはなりませんでした。

これだけでは練習が足りなかったのかもしれません。。

しかし、「数字の読み」はこのワークとポスターでの練習効果のおかげで、4歳前半までに1~100までは完璧に言えるようになりました!

 

実際に使ってみた!【七田式プリントA】

七田式数字プリント

4歳から取り組んだのですが、最終的にはこのプリントで1~10までの数字の書き方をマスターしました。

数字だけでなく、数の分解・合成や図形、量なども同時に学習することができて思った以上に良かったです!

何よりも反復学習ということで、最低4回は同じような問題に取り組むような作りになっています。

何回も似た問題が出てくるので、書けるようになるし、理解も深まるようでした。

SunaSuna

「かず」「もじ」「ちえ」の3冊がセットになっているので、「かず」だけ練習したい場合はご注意を!



無料でダウンロードできる数字練習プリント

無料数字の練習プリント

実際には使わなかったのですが、数字の練習プリントが無料でダウンロードできるちびむすドリルというサイトがあります。

見本を見た感じ、結構楽しく書き方の練習ができそうに思います!

数字が書けるようになるには反復練習が大事ですから、無料のプリントを使って何回も練習するのも効果がありそうです。

まとめ

数字や数は、日常でも積極的に触れていくことで効率よく習得できます。

ワークに取り組む際には、できるだけ物や図を使うことで理解が深まるだけでなく、センスや感性も磨かれていくようです!

親子で一緒に絵本やトランプなどを使って遊び感覚で数に触れるのもおすすめです。

小学校に入ると先生が丁寧に数字を教えてくれますが、数字や数に多少なりとも慣れておけば良いスタートを切ることができますね!

そろそろ数字を教えたほうがいいかな?と考えている方の参考になれば幸いです。

SunaSuna

無理に取り組ませることは「算数嫌い」につながってしまう危険性もあるので、焦らず時間をかけて習得していくのがコツです!

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