
ミルクしか飲まない赤ちゃんのうんちは、柔らかく、飲んだら出るという子もいるようですが、反対に大人のうんちのように形になって出てくる、何日もうんちが出ないという便秘気味の子もいるようです。
オリゴ糖を摂取させてみる、おなかを「の」の字マッサージしてあげる、といった解消方法もありますが、ここでは我が家で実践して効果のあった方法を紹介したいと思います。
赤ちゃんの便秘とは?
そもそも、何日間出なかったら便秘なのでしょうか。
便秘の目安や病院受診の目安については、『3日間出なかったら』や『1週間ほど様子を見て』といった具体的な日数や体験談が書いてあるサイトや、『赤ちゃんのおなかが張って苦しそうだったら』や『うんちが硬くてお尻の穴が排便に切れてしまうようなら』など書いてあるサイトが多く見つかります。
私の場合は、『おなかが張っている』という状態がイマイチ良くわからず、Yahoo!で画像を見ても我が子のおなかが張っているのかどうか、判断することが難しいと感じました。
結局、我が子が便秘だ。と判断できたのは、2日間排便がなかった時に、「の」の字マッサージを何回か行った後に、ほんの少しだけ出たうんちがおとなのうんちのように硬めの形があるものだったことがきっかけでした。
2日間排便がなかっただけでも、うんちは通常の赤ちゃんのものよりも硬めになっているようでした。
また、その後も1日に何回かマッサージをしても、出るのは硬めのほんの少しのうんちだけでした。
●肛門が切れている
●いきんでいるのに出なくて苦しそうにしている
●毎日出ていても、出すのが硬くて苦しそうにしている
●食欲がなくなる
●機嫌が悪い
●うんちが硬く小さくなる

2~3日でなくても、そのあと柔らかいうんちがたくさん出て、食欲もあり機嫌も悪くない場合は便秘と考えなくても良いようだよ!
我が家の赤ちゃんの便秘解消法
便秘と判断した後、のの字マッサージを続けてみましたが、結局うんちは1日に小さいのが1本程度しか出ず、他の方法を探すことにしました。
冬でエアコンも常時つけており、水分不足による便秘も疑ったのですが、おしっこはちゃんと何回も出ていたので水分不足による便秘でもないと判断しました。
その1:綿棒浣腸!
早速私も、やり方を調べて挑戦してみました。ネット上にあったのは以下のような情報でした。
赤ちゃん用の綿棒に、ベビーオイルやオリーブオイルをたっぷりつけて、綿の部分を抜き差しする・・もしくは、くるくる回す。そうすると、驚くほどうんちが大量に出てきます!
しかし、、うちは全く出てきませんでした…。出てくる子もいると思います!しかし、我が子の便秘はこれでは全く出ませんでした。
そこで、ちょっと違うやり方を試してみたところ、効果抜群だったんです!
このやり方は、助産師さんが教えてくれている下の動画を見て試してみました。
※
- 赤ちゃん用の綿棒ではなく、普通の綿棒を用意する。
- 綿棒にベビーオイルやオリーブオイルをたっぷりしみこませる。
- 綿棒の半分くらいの場所を持つ。
- 少しづつ肛門に入れていく。半分くらいの場所を手で持っているので、そこまで挿入してもOK。
- くるくる回さず、ゆっくり抜き差しのみを繰り返す。
※5分くらい繰り返さないと出ない子もいるようです。やさしく抜き差しを気長に繰り返すのがいいと思いました。
上記の方法を試すと、うんちが出ました!
最初はおそらく入り口付近にある硬めのうんちが出ていたのですが、何日か繰り返すと柔らかいうんちがでるようになってきました。綿棒の半分まで入れるのが怖いという方は、半分までも入れなくてもいいかもしれません。
我が子の場合は、綿の部分より少しだけ深めに挿入して、出し入れしただけでも効果がありました。
浣腸と聞くと、痛そうとか怖いと感じると思うのですが、便秘でおなかが痛くなったり、肛門が切れたりする方がかわいそうだという
意見を聞いて、その通りだと感じ実践にいたりました。
実際に浣腸をしてあげると、赤ちゃんは全く痛いとか苦しそうということはなく、じっとしておしりに力を入れることに集中しているように見えました。
その2:ミルクを変えてみる!!
「綿棒浣腸は毎日しても癖にならない。1日に数回しても大丈夫」と言われているようなので、何日間か試していたのですが、1回だけほんの少量ですが出血してしまいました。
その1回だけで、その後は出血は全くしていなかったので問題はなかったのですが、さすがに毎日するのはちょっと怖くなってしまい違う方法を試すことにしました。
この時点で、綿棒浣腸をしないと排便は0で浣腸をした時のみ排便をしていました。
綿棒浣腸の次に試したのは、ミルクの銘柄を変えてみる。ということでした。
実は、第一子も生後間もなくの頃便秘気味になり、ミルクの銘柄を変えたら便秘が改善されたということがあったのです!
今回も、第一子と同じ銘柄のミルクを飲ませていたのですが、便秘になってしまったので、他に便秘に効果があるようなミルクはないか調べてみることにしました。
ミルク缶についてまとめているようなサイトでは、味や成分、価格やコスパなど様々な角度から評価したものが載っていますが、特に「はいはい」と「E赤ちゃん」というミルクを飲ませると、うんちがゆるめになる。という口コミをいくつか見つけることができました。
第一子の便秘を解消したミルクが「はいはい」でした。もともと「ほほえみ」を飲ませていたのですが、便秘気味になった際に使い始めたのが「はいはい」でした。
ただ、残念なことに第二子には効果がありませんでした。
そこで、口コミで挙がっていたもう1種類「E赤ちゃん」を試すことにしました。「はいはい」を使い切ったタイミングで「E赤ちゃん」に切り替えて、3日間特に変化はなく、うんちも出ませんでした。
しかし、3日目の夜にゆるゆるの赤ちゃんらしいうんちが出てくれたのです!
そこから1か月経ちますが、毎日しっかり2回排便があります。綿棒浣腸も今のところ必要ありません。
調べてみたところ、「E赤ちゃん」には腸内のビフィズス菌を増やすオリゴ糖が3種類も含まれているそうです。
また、牛乳たんぱく質のすべてをペプチドにして消化負担を軽減。と説明があったので、そういった工夫も便秘解消に結びついているのかもしれませんね!

然にゆるゆるのうんちがたくさん出た時は、飛び上がるほどうれしかったよね!「E赤ちゃん」には感謝しかないけど、値段がお高めなのと、ちょっと変な匂いがするのがマイナスポイント・・!「はいはい」の2倍近く値段がするので、まずは「はいはい」を試してみてもいいかも・・!
まとめ
子どもや大人と違って、産まれたばかりで、言葉も話せない赤ちゃんの便秘はとても心配になりますよね。
解消法もできるだけ赤ちゃんの負担にならないような方法を試したいですよね。
上記2種類は実際に私が試して効果のあった方法ですが、綿棒浣腸も抵抗がある方は、先にミルクを変えてみたりするのもいいのではないでしょうか?
「はいはい」と「E赤ちゃん」が我が家の2人の子ども(赤ちゃん)には効果がありましたが、赤ちゃんによってはもっと違うミルクの方が相性が良い場合もあるかもしれません。
家庭でできる便秘解消法は他にも様々ありますが、どうしても心配な方は、遠慮せず小児科に行ってもいいと思います。
なんともなければ、それはそれでいいわけですから!
心配してストレスをためながら育児を何日も続けるよりは全然いいと思います。

ミルクの銘柄を変えるときに、心配な方は、変更後の赤ちゃんの体調や様子をいつもより注意して観察したり、お客様相談サービスに電話相談してから変えてもいいと思います!