ベビーカーを嫌がる1歳児へのやさしいアプローチ

1歳になると、体重も段々と重くなってきて抱っこ紐よりもベビーカーの方が楽な時もありますよね!

それなのに、なぜかベビーカーに乗ることを拒否…。

0歳の時はすんなりと乗ってくれていたのに、なぜ急に乗るのを嫌がるようになってしまったのでしょうか?

今回は、ベビーカー拒否の理由とどうアプローチしていけばいいかについて書いていきたいと思います♪

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1歳児がベビーカーを嫌がる理由

1歳児がベビーカーを嫌がる理由

それでは早速、1歳の子がベビーカーを嫌がる理由について見ていきたいと思います。

私自身も未就学児を2人育てているので、育児本やネット上での情報以外にも思い当たる理由を挙げてみます…!

ママの顔が見えない

大好きなママの顔が見えないと不安で、ベビーカーに乗ることを嫌がる場合があります。

慣れてきたら、お外が良く見えるようにシートを前向きにして乗せてあげると喜びますが、それまではママと向かい合わせになるように乗せてあげると嫌がらずに乗ってくれるかもしれません。

ベビーカーの環境が悪い

ベビーカーの背もたれの高さが合ってなかったり、照り返しで暑すぎたり、逆に寒すぎたり過ぎるとベビーカーに乗りたくない!と拒否されてしまう場合があります。

保冷剤やひんやりするタオルを背中に敷いてあげたり、暖かい恰好をさせたり環境を整えてみましょう!

1歳だとお座りもだいぶ安定してきて上手にできるようになっていると思います。

横に寝かせたまま乗せている場合は、背もたれを立ててあげてお座りした姿勢で乗れるようにしてみて下さい。

その方がママの顔も景色も良く見えて、ベビーカーが好きになるかもしれません♪

抱っこが好き

子どもによっては、抱っこがとにかく好きな子がいます。

その場合は、ベビーカーよりも抱っこ紐が好きなことが多いのでベビーカーを拒否したり、乗ってもすぐに機嫌が悪くなることがあります。

自分で歩きたい

1歳くらいになると徐々に一人歩きが上手にできる子が増えてきます。

自分で歩くのが好き!という場合はベビーカーに乗りたくない!となる場合があります。

体調的な理由

眠たい、お腹が空いている、おむつが気持ち悪いなど体調が万全でない場合は不機嫌になってしまいがちです。

退屈

ベビーカーは乗ってるだけで退屈。と感じる子もいるようです。

せっかく楽しく遊んでいるのに、つまらないベビーカーに乗せられてしまうと思って拒否する場合があります。

SunaSuna

0歳の時と比べると、1歳は自分の家族の顔をしっかりと認識していたり、やりたいこと・嫌な事の認識がはっきりしてくるのを感じます。それがベビーカー拒否につながっていることが多いと感じます。

ベビーカーに乗ってもらうためのアプローチ

ベビーカーに乗ってもらうためのアプローチ

ベビーカーに乗りたくない・拒否する理由を見てきましたが、乗ってもらうためにはどのようなアプローチをしたら効果的でしょうか。

無理やり乗せることも可能かもしれませんが、せっかくならなるべく楽しく乗ってほしいですよね!

おもちゃを設置したり持たせてあげる

ベビーカーは楽しい!退屈じゃないよ!!と思ってもらうために、ベビーカーにおもちゃを取り付けてみるのはいかがでしょうか。

既におもちゃは取り付けてあり、子供がおもちゃに飽きてしまっている場合は、おもちゃのサブスクがおすすめです。

ベビーカーに取り付けできるおもちゃもありますので、持っているものと違うものをレンタルすることができます

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ベビーカーの向きを変えてみる

今までと反対向きにシートの向きを変えてみるのも手です。

ママの顔が見えなくて嫌がっている場合はこれで解決できますし、逆に退屈している場合は視界が今までと違うものになれば楽しくベビーカーに乗れるようになるかもしれません。

ベビーカーでお気に入りの場所に行く

公園だったりスーパーだったりホームセンターだったり児童館だったりと、子供のお気に入りの場所はありませんか?

可能であれば、ベビーカーでお気に入りの場所に何回か行ってみてください。

ベビーカーに乗るとお気に入りの場所に行ける!と思えば、すんなりベビーカーに乗ってくれるようになるかもしれません!

室内でベビーカーに乗せてみる

これは自分的にはあまり現実的じゃないと思ったのですが、他サイトで紹介されていたのでこちらでも紹介しておきますね♪

室内でベビーカーに乗せて揺らしてあげたり押して動かしてあげることで、ベビーカーに慣れて乗ってくれるようになったそうです。

実行できそうであれば、効果がありそうだと思いました!

しかし、外で既に使ったベビーカーを室内に再度入れると言うのがちょっと気になる人もいるかなぁと思ったので、『自分としては現実的じゃないかな』と述べました^^;

無理に乗せるのを控える

時間に遅れそうな時や、遊びから帰る時など無理にでも乗せないといけない時があります。

そうでない場合は、無理に乗せるのを控えて抱っこ紐で移動しましょう。

重くなってきて大変だとは思うのですが、ベビーカーに毎回無理やり乗せていると、ベビーカー=嫌いとなってしまいかねません。

もう少し大きくなってくると暴れて無理やり乗せることが困難になってきますので、今のうちにベビーカーと上手に付き合っていけるようなアプローチをしていくことをおススメします。

話しかけたり歌ってあげる

ベビーカーに乗せた後は、話しかけたり歌ってあげたりして楽しい時間にしてあげましょう!

ベビーカーに乗ってもらうための簡単で効果的なアプローチは、ベビーカー=楽しい!と思ってもらうことです♪

おやつや飲み物をあげる

本当にどうしても乗ってほしい場合だけおやつや飲み物をあげるという方法を使うのもありかもしれません。

ただ、やはり毎回おやつを欲しがったり、おやつなしでは乗ってくれないとなると困ってしまいますよね^^;

虫歯も気になるところです。

なので、私個人としてはあまりお勧めはしませんが、時と場合によっては仕方のない時もあると思います!!(私もたまにですが、おやつで釣ることもありました!)

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ベビーカー以外の移動手段

どうしてもベビーカーに乗ってもらえない時の移動手段として、主に抱っこ紐と自転車が挙げられます。

抱っこ紐

ベビーカー以外の移動手段抱っこ紐

抱っこ紐は便利ですが、どうしても腰や肩に負担がかかります。

子どもも段々と重くなってきますので、子供の体重や自分の体調と相談しながら選択してくださいね。

少し離れた場所に行くのであれば、バスやタクシーも併用してくださいね…!

1歳は前乗せ自転車が使用可能

1歳は前乗せ自転車が使用可能

自転車は1歳であれば前乗せタイプのものが使用できます。

ただ、前乗せ自転車は何歳からOKという決まりはありません。

目安として首が据わり、お座りがしっかりできることが最低条件となりますので、1歳頃から乗せ始める方が多いようです。

前乗せ自転車は何歳から何歳まで?
推奨年齢:1歳以上
乗せる目安:首すわり・お座りができる
いつまで前乗せしていい?身長:100センチ未満&体重:15キロ未満まで

→2~3歳ころまで前乗せは可能

後ろ乗せ自転車は2歳過ぎが目安

後ろは目が届かず、暴れると危ないので、しっかりと自転車に乗るときのルールを言い聞かせて守れるようになってから乗せたほうが安心です。

後ろ乗せ自転車は何歳から何歳まで?
推奨年齢:2歳以上が多い
乗せる目安:お座りができる・ルールを言い聞かせられる
いつまで後ろ乗せしていい?6歳未満まで(法律で決まっています。)

体験談

男女1人ずつ育てている自身の体験談を簡単に紹介したいと思います。

子どもによって、ベビーカーに乗らない理由や乗ってくれるようになったきっかけは様々です。

こうすれば絶対乗ってくれると言う答えは、子供によって違うと言うことなんですね♪

長男は最後までベビーカーは嫌いでした

長男は最後までベビーカーは嫌いでした

まずは、長男です。

長男は1歳過ぎたあたりから、ベビーカーには乗るけどすぐに嫌になって泣き出す子でした。

思い当たる原因は、『抱っこ』でした。

長男はとにかく抱っこが大好きな子だったんです。

外が大好きだったので、ベビーカーに乗れば外に出られると分かっているためベビーカーにはすんなり乗りますが、途中で抱っこしたくなって泣き出すのです…。

対面にしたり、行き先をお気に入りの公園にしたり話しかけたりといろいろとやってみましたが、ダメでした。

結局、重くて無理になる1歳半過ぎまで抱っこ紐で移動、それ以降はベビーカーに乗せて嫌がり始めたら降ろして歩かせて移動していました。

2歳半頃から自転車の後ろ乗せができるようになり、そこからはとても楽になりましたよ♪♪♪

長女がベビーカーに乗るようになるまで

長女がベビーカーに乗るようになるまで

長女は10か月頃からベビーカーを嫌がるようになり、それから1歳2ヶ月までは基本的に抱っこ紐で移動していました。

しかし、1歳3ヶ月頃ついに嫌がらずに乗ってくれるようになりました

なぜ乗ってくれるようになったか?

乗ってくれるようになったきっかけは、長女の場合は以下の2つだと思っています。

①乗るといいことがあると分かったから(公園にいけるなど)

②体が大きくなってきて抱っこ紐が居心地が悪くなった?

長女は長男と違って、抱っこよりも自分で歩きだがる子でした。(自由がなくなる抱っこはそんなに好きじゃなさそうでした)

靴下と靴を履いて公園に行って歩き回るのにハマっている頃だったので、ベビーカーに素早く乗せる→靴下・靴を見せてアピール!→「公園で歩く歩くしよう!」とすかさず声掛けすることで、すんなり乗るようになりました。

ベビーカーに乗ると、いいことがある。お気に入りの場所にいける。と分かったので乗ってくれるようになったんじゃないかと思いました。

ベビーカーは何歳まで乗せるもの?

ベビーカーは何歳まで乗せるもの?

最後に、ベビーカーは何歳まで乗せるものなのか?という疑問を持っている方も多いようなので、調べてみました。

まず、身長や体重にもよりますが、一般財団法人製品安全協会のSG基準では、ベビーカーは最長でも「4歳まで」と決められているようです。

そうは言っても、おそらく3歳頃~4歳でベビーカーに乗っている子はあまり見かけないと思います。

『小学館の子育てサイト:Hug Kum』でのアンケートによると、3歳の子供を持つ人でベビーカーを使っているのは15.8%という結果が出ています。

3歳でベビーカーを使っている→15.8%
3歳でベビーカーを使っていない→84.2%

この結果から、ベビーカー自体は4歳まで使えますが、実際には3歳まででベビーカーを卒業してしまう子も多くいると言うことですね!

SunaSuna

3歳を過ぎると、自分で歩ける距離が増えたり、自転車にも乗せることができるのでベビーカーの使用頻度は下がってくるのかもしれませんね。とはいえ、4歳までは乗せることができるのでベビーカーが最適・必要だと思った時には、ベビーカーに乗せてお出かけしましょう♪

まとめ

ベビーカーを嫌がる理由と、それに対するアプローチをご紹介しました!

ちょっとしたお出かけの際は、ベビーカーに乗ってもらえるととても助かりますよね。

皆様のお子さんが、楽しくベビーカーに乗ってくれる参考になればうれしいです。

また、長男のようにその子の性格や理由によっては最後までベビーカーを好きになってくれない子もいます。

そうなると、途端に移動のハードルが上がってしまいますが、体力がついてきて上手に歩けるようになってきたり、自転車に乗せることができるようになれば楽になるので、それまでの辛抱です…!

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