【体験談】臨月でコロナ陽性に!!我が家の対策もご紹介

計画無痛分娩希望だった私は、入院予定日の抗原検査でまさかの陽性になってしまいました。

全くの無症状だったため、予期せぬ陽性に驚きながらも一旦帰宅。その時の状況とその後をまとめました!!

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入院予定日にコロナ陽性に・・!

入院予定日にコロナ陽性に

私が通っていたクリニックでは、無痛分娩は基本的に計画分娩となり、分娩予定日の前日に入院となります。

その際、抗原検査キットを使ってコロナの検査をすることになっていました。

分娩予定日前日の午後にクリニックに到着し、おなかの張りと赤ちゃんの心拍数を測るベルトを付けてくつろぎながらコロナの検査の結果待ちをしていたのですが、助産師さんが慌ただしくやってきて、検査キットを回収していきました。

その時点で、なんとなく嫌な予感がしたのですが、案の定、結果が陽性ということを告げられ、大急ぎで預けた荷物などが返され、私自身も、入院は一旦取り消し。

そして、妊婦の陽性ということで保健所からの連絡待ちとなりました。分娩に関しては、自宅での自粛・療養期間が解けたらまた予定を立てましょう。といことで、取り急ぎこの日は帰ってきました。

この時、症状に関しては、全く熱も咳もありませんでした。

ちなみに、この時点では(2022年11月)、妊婦は高リスクという判断がされていたため、医療機関で陽性が出た場合は医療機関から保健所に連絡をしてくれて、自身は自宅に待機しながら連絡を待つということになりました。保健所からは次の日、電話がかかってきました。

ねこねこ

この時、妊娠39週3日でした。自粛・療養期間中に陣痛が来たらどうしようと不安でいっぱいでした。

クリニックの対応と保健所の対応
クリニックから保健所への陽性者の連絡・情報登録
それを受けて保健所から聞き取りの電話が来て、その後ショートメールやラインでの登録により毎日の健康観察が送られてくるようになる(保健所からの電話は療養期間中2~3回、ラインは毎日です)
保健所とは別に役所のおそらく子ども・家庭支援課?からも聞き取りの電話がかかってくる(電話は療養期間中2~3回)
陣痛時は破水時、出血や胎児の心配など妊娠に関する心配事や緊急時にはクリニックの方で大きな病院を探すため、一旦クリニックに連絡するように指示される
コロナの症状の悪化時には、この時教えてもらったコロナ119という番号に電話するように指示される
※コロナ119の番号はサポートの対象者にのみお知らせされる番号のため、当ブログでは番号の明記は伏せさせていただいています。

コロナ陽性妊婦の陣痛・出産

コロナ陽性妊婦の陣痛・出産

療養期間が終わってから通っていたクリニックで産めたらいいなと、淡い期待を持っていましたが、結局、コロナ陽性が出て帰された3日後の夜に陣痛が来てしまいました。

陣痛かどうか確信が持ててクリニックに電話した時にはすでに3分間隔くらいだったと思います。うちでは自家用車がありません。もともと陣痛時には陣痛タクシーを使う予定でいくつか登録していました。

しかし、コロナ陽性なのでタクシーは使えません!

そして、クリニックと相談した結果・・

なんと歩いてクリニックに向かうことに・・!!

通常歩いて20分ほどで着くのですが、歩いているうちに陣痛の痛みは強くなり、1分間隔ほどに感じました。クリニックに着いた時にはちょうど1時間経っていました。

歩くとお産が促進されるんですよね^^; ということで、到着してわずか20分で出産しました!

クリニックでは、すでに大きな病院への搬送が決定していましたが、徒歩で行くということでクリニックでのお産も覚悟して用意してくれていました・・!

クリニックの協力で私は、心配していたたらいまわしにされることもなく、無事に出産できました!!

ねこねこ

私はギリギリ間に合いましたが、緊急時は自分の判断で救急車を呼ぶのもアリだと思います!

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退院と同居子どものコロナ感染予防

退院と同居子どものコロナ感染予防

設備の整った大きな病院での出産ではなく、あくまで緊急時の対応だったため、クリニックにはコロナ感染予防の設備や対応マニュアルがなく、なんと、出産当日の夜に退院になりました!

もし、私がコロナの重い症状が出ていたり、初産婦さんだったらまた違っていたかもしれません。

ということで、産まれたばかりの新生児を連れて自宅へ帰ることに。

自宅には、コロナ陽性の3歳児と夫がいます。そして私もまだ療養期間で陽性です。

結果として新生児へのコロナの感染を回避することに成功しましたので、我が家で行ったコロナ感染予防の対策をご参考ください。(私は退院した次の日くらいから、鼻水や軽い咳がたまに出る等の症状が出はじました。陽性後約4日目。)

退院時はまだ療養期間中でタクシーは使えないので、「コロナタクシー」をお願いして来てもらいました。
3万円くらいかかります。消毒代なども入っているので、妥当な金額だと思います。対応もとても丁寧で感動しました。
タクシーとは言え、予約制になるので、すぐに来てもらえるかはその時次第になります。

子どもへのコロナ感染予防対策
窓は基本的に24時間開けていました。12月初旬で全開は寒いので、1/3から半分開けていました。
(エアコンは常にかけっぱなしにしていました。風邪をひいては元も子もないので!)
療養期間中は家族全員外出はせず、誰かと話すこともないわけですが、トイレ後、料理前は特に念入りに手洗いをしていました。
赤ちゃんを触る際には手洗い、エタノールスプレー(70%以上の濃度)での消毒を都度徹底していました。
上の子が嘔吐した際には、嘔吐箇所は次亜塩素酸原液で拭いて(スプレーはNG)、洋服やその他洗えるものは熱湯消毒後、次亜塩素酸水の原液をかけてしばらく放置。その後シャワーで洗い流して天日干しか、洋服ならいつもの洗剤にハイターを追加して洗濯しました。
(必ずマスク着用!!近くに赤ちゃんがいたら、一旦遠ざけます。ウィルスが飛散しているかも・・!)
バスルームは使用後常に窓を全開、換気扇を回しっぱなし、次亜塩素酸水のスプレーにて消毒します。
24時間食事の時以外はマスク着用していました。しかし、3歳児は難しいので、基本的にはノーマスクで、赤ちゃんに触る際は消毒、咳やくしゃみをしたら、窓を数分間全開にして対応しました。
赤ちゃんのお世話は退院直後は母親がメインでお世話することも多いと思いますが、我が家では完全ミルクにして症状が全くない夫メインでお世話しました。
ねこねこ

上記対策を2週間近く続けました。最初の10日間はミルクのたびに心配で熱を測っていました!

コロナの症状と市販薬

コロナの症状と市販薬

夫、私、3歳の子どもが陽性となった我が家ですが、その際に使用した市販薬についてお話したいと思います。

我が家では、3人ともほぼ無症状だったり軽症で済んだため、自宅療養と市販薬で乗り切ることができました。

2022年11月時点で、神奈川県では重症化リスクの高い65歳以上の高齢者、妊婦、入院が必要な方、重症化リスクの高い方(高血圧や糖尿病等)でコロナ治療薬や酸素投与が必要と医師が判断した方以外の陽性者に関しては、体調が悪化しない限りは自宅療養が基本となっていました。

症状が出た場合、医療機関で予約を取ってコロナの検査をしてもらってもいいですし、体調が悪い中、予約して行くのが大変な方は、自宅で第一類のコロナ検査キットもしくは、医薬用のコロナ検査キットで陰性か陽性かを検査し、陽性であれば自宅療養で体調が良くなり定められた療養期間が過ぎるまでしのぐという方法もあるかと思います。

もし、体調が悪く医師の診断を受けたい方や、行政からの援助を受けたい場合はコロナ陽性者の登録が必要なのでコロナの検査の予約を取って改めて検査しに行くか、オンライン診療を受けるかして下さいね。

その際、陽性であれば登録に必要なQRコードであったり、ナンバーなどがもらえるようです。

コロナ陽性となった際の検査キットと市販薬

  • 私:出産の際の入院時の検査でコロナ陽性と判明しました。この時点では無症状でしたが、その後、鼻水と軽い咳が出始めました。なんとなく頭痛もする時がありました。
  • 夫:市販の抗原検査キットで陽性がでました。
  • 3歳児:コロナ検査キットは使いませんでしたが、症状があったため、コロナだろうということで対応しました。ワクチンを打ってないからか、37.5~38.8度の熱が2~3日くらい続きました。鼻水や咳、くしゃみ、食欲不振、嘔吐もありました。

使用した検査キットと市販薬

【体験談】臨月でコロナ陽性に!!我が家の対策もご紹介_我が家で使っていた薬

我が家で使った薬

  • 私と夫:ノーシン(アセトアミノフェン/カロナールと同じ成分です)
  • 3歳児:キッズバファリン シロップ(咳止め、鼻炎、かぜの3種類があります。その時一番つらそうな症状に合わせて使い分けました。*かぜシロップにはアセトアミノフェンが入っています。)

子ども用のアセトアミノフェン(カロナール細粒)を牛乳やアイスに混ぜて飲ませようとしたのですが、苦みがどうしても残ってしまうようで、吐いてしまい飲ませることができませんでした。

キッズバファリンのシロップシリーズは、甘いイチゴ味になっているため、飲めたようでした。

検査キットは第一類の唾液で判断するタイプ(抗原検査キット)を薬局で購入して使用しました。

検査キットやカロナールを準備している家庭は多いと思うのですが、意外と咳や鼻水が辛かったので、咳止めや鼻水に効く市販薬を
常備しておくことをお勧めします。

また、のどの痛みがしんどかったという意見も多いようなので、トローチやのど飴等の喉の痛みに効く薬やアイテムを準備しておくのもいいでしょう。

食料に関しては、軽症であれば、ネットスーパーで手軽なものを注文して置き配してもらえばいいので、普段から大量に準備しておかなくても我が家では何とかなりました。


まとめ

まさか自分がこのタイミングでコロナ陽性になるとは思っていなかったので、出産時にたらい回しにされたらどうしようと不安で仕方ありませんでした。

しかし、大きな病院(今回は、地域の基幹病院やクリニックの提携病院)との連携も事前に取ってくれていて、保健所や役所、そしてクリニックのサポートが手厚く無事に出産、退院、育児ができて本当に感謝しかありませんでした。

妊婦さんによっては、臨月でコロナになった場合、入院して帝王切開の予定を立てることも多いようですが、私は幸運にもクリニックで自然分娩させてもらえました。

退院後はしばらくの間、毎日助産師さんが電話をくれて、育児の相談をすることができました。

妊婦さんへのコロナ陽性時のサポートについてはまだまだ心配なことが多いですが、陽性になってしまったら、クリニックや保健所に電話して相談したり指示を受けるようにしましょう。

医療機関で陽性が出た場合は、医療機関の指示に従いましょう。コロナの症状がある方は、早く良くなるように、しっかり休みながら出産を待ちましょう!

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