【子連れで初めてのハイキング源氏山】葛原岡ハイキングコース

子どもを連れてハイキングに挑戦したい！と思っても、超初心者だと安全面や体力面で心配だったりしますよね。

今回は、１歳と４歳の子供を連れて鎌倉にある源氏山に登ってきました！

私たちは、これまで特に登山やハイキングをしたことはなく、超初心者だったので無理せず比較的安全に登れる山ということで源氏山の『葛原岡ハイキングコース』を選びました。

葛原岡ハイキングコースの体験談やコースのポイントをお伝えしますので、子連れハイキング＆登山超初心者の方の参考になればうれしいです。

源氏山～葛原岡コース～までのアクセス

まずは、源氏山『葛原岡コース入り口』までのアクセスについてです。

源氏山の葛原岡ハイキングコース入り口は、最寄駅から約２０分ほどです。

最寄り駅：北鎌倉駅から入り口までそこまで遠くなかったのも、このコースを選んだ理由の一つです。

横須賀線『北鎌倉駅』で下車後、右の踏切を渡って改札を出ます。

改札を出ると、こんな感じで少し開けています。

この後、左折してしばらくまっすぐ歩いていきます。

10分程度で目印の「七福神」看板が見えてきます！

歩道が狭く、車通りも多いので子ども連れの方は十分に注意してください！

この看板が見えたら、反対側に渡ってくださいね。

すぐに「浄智寺」が見えてきて、そのま道なりに歩いていくと『葛原岡ハイキングコース』入り口となります。

１歳＆４歳を連れて登った体験談

それでは、浄智寺～葛原岡ハイキングコースを登った体験談を書いていきたいと思います！

今回は2人の子供を連れての初ハイキング（登山？）だったので、頂上の葛原岡神社まで登りそこからまた同じルートを下山すると言う安全や体力面を最重視したプランにしました！！

浄智寺～葛原岡ハイキングコース入り口

北鎌倉駅から10分ほど歩くと、『浄智寺』があります。

浄智寺も拝観したかったのですが、今回は子供もいてハイキング目当てでしたので素通りしました。

浄智寺を素通りしてしばらく林道を歩いていきます。

天気が良く、なんだか自然の香りがしてきて気持ちよく歩けます。

子供もここまで弱音を吐くことなく歩いてきました。

浄智寺から徒歩10分ほどで、いよいよこれから登る山が見えてきます。

手すりと階段が整備してあるので、少し安心しました！

まるで自然のアスレチック！交わす挨拶も気持ちいい♪

手すりと階段があるので、安心していたら途中から何もなくなりました笑

木の根がむき出しになって凸凹した道を歩いていきます。

今回、1歳の赤ちゃんを抱っこ紐に入れて登ったのですが、足元にはかなりの注意が必要だと感じました…！

山なので、でこぼこ道だけでなく登ったり下りたりする場所も…

子どもは、凸凹道や木の根を使って登ったり下りたりが遊び感覚で楽しかったようです♪

すれ違う際には譲り合って、挨拶をしながら登ることができてとても気持ち良かったです。

子どもは楽しんでいましたが、葛原岡ハイキングコースでココが一番大変だったと思います。

横に生えている木を掴みながら降りないとちょっと怖かったです。

といっても、ずっとこれが続くわけではなく、この1か所だけです！

ハイキングコース入り口（手すりと階段があるところ）から、ここまでちょうど30分でした！

子どもがいたので、なるべくゆっくり登ってきましたがそこまで時間はかかりませんでした♪

山頂には、椅子やテーブルがあって休憩することができます。

おやつやお弁当を食べている人も多くいましたよ！

11時頃に到着しましたが、空いていました。

頂上には他にも見どころがありますが、それは後ほどお話しますね。

安全重視で帰りは来た道を下山

通常は、『葛原岡・大仏ハイキングコース』といって、頂上まで来たら大仏コースを通って下山します。

今回は、初登山・初ハイキング＆子供2人を連れてだったため、元来た道を浄智寺まで戻るというプランを立てました。

来る時は苦労した場所も、帰りは慣れたのかスイスイ登っていました！

力強い雰囲気の自然あふれる山中とは違って、明るく爽やかな雰囲気です。

無事に戻ってこれました～…！

子どもが疲れてしまったとのことで、こちらのカフェ『カルヴァ』さんで休憩しました♪

ハイキングする前に通りかかって気になっていたカフェです。

パニーニの軽食もいただけますが、店内にはクッキーやチョコレートが並んでいます。（チョコレートがメインです。）

ショコラソフトクリームで休憩しました。（濃厚…！）

店内もテラス席もそこまで混雑していなくて、子ども連れでも入りやすいカフェでした！

初めての登山＆ハイキングにピッタリの難易度

源氏山『葛原岡コース』をハイキングしましたが、超初心者にピッタリの難易度だと思いました！

走ったり焦ったり、ふざけたりせずに登れば、特にケガをすることもなくほどよい疲労感で楽しむことのできるコースです。

特別な装備も必要なさそうなので、比較的気軽に行けるコースです。

1歳の子供を抱っこして登った夫は、「そこまで大変じゃなかった」とのことでした！！

他にも1組、赤ちゃんを抱っこ紐に入れて登っている方がいました。

子供に関しては、4歳の長男は特にケガをすることもなく楽しく終えることができました！

3歳くらいの子も挑戦していました！

服装

服装ですが、ハイキングとはいえ『山』なのである程度しっかりした服装が必要なのかな？と思っていたのですが、そこまでの装備は必要なさそうでした。

というよりは、歩きやすい靴と普段の服装であれば問題ありませんでした！

4月の暖かい天気の良い日に登った際の服装はこんな感じです。（他の方たちも、同じような普段着の方ばかりでした。）

持ち物

持ち物としては、頂上でお弁当やおやつを食べると子供がとても喜ぶので持っていくことをおすすめします！！

飲み物も忘れずに。

その他、絶対なくてはならないと感じたものはありませんでしたが、軍手や帽子があれば良かったかなと思いました。

この日は気温も日差しもちょうど良かったので、帽子がなくても問題ありませんでしたが、あと少し暑い日だったら帽子がないと熱中症になりかねないと思いました。

また、山中には手を使わないと滑りそうな箇所も数か所だけですがあったので、木の枝や石で手をケガしないためにも軍手があれば尚良かったかなと思いました。

注意点

超初心者でも危険を感じることなく登ることができた源氏山『葛原岡コース』ですが、注意点をいくつか挙げたいと思います！

油断しないこと

難易度が低いからと言って、油断してはいけません。

手すりなしで、木の根につまずいてしまったら滑落してしまいそうな箇所がいくつもあります。

（ただし、滑落しても死ぬようなヤバい場所はないと思いました。）

よそ見せずにしっかりと歩きましょう。

抱っこ紐は男性が装着して赤ちゃんを入れて登る方が安心です。

女性（特に小柄な女性）だと少し厳しい場所があるので、転んで赤ちゃんに何かあっても大変です。

子どものはしゃぎすぎに注意！

子どもはアスレチック感覚で、登っていてとても楽しい山です。

走ったり、無駄にジャンプしてみたり、はしゃぎすぎたり興奮しすぎると足を踏み外したり転んで坂から転げ落ちてしまう可能性もあります。

途中でケガしてしまうと大変なことになるので、楽しくても登山やハイキングはふざけないことを伝えましょう！

雨の次の日に注意！

結構滑りそうな場所が多かったです。

私たちが登った前日は、雨でしたが幸いにもぬかるんでいる箇所は少なく滑って転んでしまうことはありませんでした。

しかし、これが夏のような湿度が高い季節だったらおそらく雨の翌日はかなり滑りやすくなっていたのではないかと思います。

前日が雨だった場合は、いつもより気を引き締めていくようにした方が良さそうです！

源氏山【葛原岡コース】のポイント

最後に、源氏山『葛原岡コース』の特徴や見どころといったポイントをご紹介しておしまいにしたいと思います。

葛原岡コースを選んだ理由・特徴

まず、源氏山には、いくつかのコースがあります。

それにも関わらず、今回『葛原岡コース』を選んだ理由は他のコースと比較して難しい箇所・厳しそうな箇所が少ないからです。

もう一つは、駅からハイキング入り口まで徒歩約２０分（浄智寺までだと徒歩約１０分）と近かったからです。

そして、所要時間が短いのもチャレンジしようと思ったきっかけとなりました。

見どころ

葛原岡ハイキングコースの見どころです！

ハイキング途中にもたくさんの見どころがあって、飽きずに楽しく登れます！！！

緑に囲まれた『浄智寺』

ハイキングコース入り口までは、浄智寺脇の林道を歩いていきます。

森林に囲まれた浄智寺は、静かに涼しげにたたずんでいて日常を忘れてしまう美しさと雰囲気があります。

張り巡らされた木の根！

登山経験者であれば、なんてことない風景かもしれませんが、初心者にとっては驚きでした！

木の根がこんなになるなんて…！

自然や木々の力強さを感じられずにはいられません。

木の根に助けれらながら登りました。

木立に囲まれた天柱峰

今は木立に囲まれた『天柱峰』。

『天柱峰』は石碑でコース中、少し登りにくい場所に立っています。

普通に歩きやすい道を歩いていると、見ることができません。

余力があれば、見てみてくださいね！

”浄智寺背後の天柱峰（標高９７メートル）は、中国元の僧で浄智寺の住職も勤め、この丘を愛した竺仙梵僊が名付けたという。”

鎌倉手帳（寺社散策）より抜粋

葛原岡神社＆源氏山公園

頂上の源氏山公園にある神社です！

ご利益は開運・学問・縁結び！！

『魔去る石』（まさるいし）という、魔が去るが転じて勝る(まさる)となり、幸せを勝ち取ると言う石（というよりは、小さなお皿に見えます）が入り口にあります。

これを横にある石にぶつけて割ります！！

春は桜の花びらが舞って、まるで日本昔話に出てきそうな雰囲気…！！

山頂からの景色は絶景！民家が小さく見えます…！

キレイなおトイレもやお守りが売っている売店、自動販売機もあります。

まとめ

今回、２人の子供を連れての初ハイキング＆初登山でしたが、源氏山『葛原岡ハイキングコース』は、まさに初心者にピッタリの山でした！！

体力づくりや挨拶を交わすことの気持ちよさ、自然の心地よさを体験できたと思います。

家族全員が初心者だと、どの山からチャレンジしていいか分からず迷ってしまうこともあると思いますが、源氏山『葛原岡ハイキングコース』はおすすめです。

次は、源氏山『大仏コース』に挑戦予定です…！