【2歳・3歳向け】はさみとのりの練習方法・練習ワークのご紹介!_top

保育園や幼稚園に行くようになると、活動の1つとしてハサミやのりを使った制作を行うことがありますよね。

ハサミやのりは練習が必要なのでしょうか?

練習するとしたらいつからするのが良いのでしょうか?

保育園に行っている方から聞いた話や、自身の体験を元にハサミとのりの練習を開始するタイミングや練習方法について書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

ハサミやのりの練習はいつから?練習方法も紹介!

ハサミやのりの練習はいつから?練習方法も紹介!

そもそもハサミやのりの使い方をおうちで練習する必要はあるのでしょうか?

保育園に通わせている方から聞いた話では、4歳になったばかりのお子さんがハサミをうまく使えず活動に支障が出始めている。と
先生から言われたというのです。

今までその方は、基本的に子どもはわざわざ教えなくてもそのうち様々なことができるようになっているものだろうと思っていたそうです。

私はその考え方は間違ってはいないと思います。

ただし、子どもの個性によって教えたり練習したりしなくてもできるようになること、教えて練習しないとできないこと、が違うのだと思います。

活動する際に困らないようにしてあげたいと思ったり、ちょっと苦手そうだなと感じたり言われたりしたら、やはり練習はした方がいいのではないでしょうか。

SunaSuna

私の場合は、幼稚園前に少しだけでもハサミやのりに慣れておくことで、存分に幼稚園での活動を楽しんで欲しと思って一緒に練習に取り組んだよ!
だいぶ上達して、簡単な線に沿って切ることも段々とできるようになってきてるよ!!

ハサミとのりの練習タイミング

ハサミに関しては上記の通り練習した方がいいと思いますが、のりはどうでしょうか?

のりに関しては練習しなくてもハサミほど難易度は高くなさそうですので、どちらでもいいと思っています。

しかし、練習が無意味というわけではありません。

先に何回も練習しておくことで、子どもは指先に適度な量ののりを使って貼ることができるようになるので練習する意味はあると思っています!

練習のタイミング
2歳~3歳あたりで興味がありそうだと感じた時
幼稚園に入園する前に練習させたいと親が思った時
保育園や幼稚園でハサミやのりを使った活動が始まったタイミング
活動を通じて先生にハサミやのりが苦手そうだと言われてしまった時
通信教育をやっていると、ハサミやのりの練習ブックが来ることがあるので、そのタイミングで

ハサミとのりの練習方法

子どもがすんなり興味を持って夢中で練習してくれたら最高なのですが、あまりハサミやのりを使った活動に積極的ではなかったり、意図したことと違ったことをやりだす場合もあります。

そんな時、どうやって練習させるかちょっとしたコツなどを紹介していと思います。

ハサミの練習方法とちょっとしたコツ
1、子どもにハサミ選びをさせる
色やデザインは本人が好きなものを。切りやすいように補助が付いているハサミも売っています。
右利きか左利きかもしっかり確認!ハサミの大きさも含めて最終的には大人がチェックしてあげてください。
2、ハサミだけでまずはチョキチョキ動かしてみる
3、ハサミを持った手と紙を持った手を一緒に持ってあげて切ってみる
4、まずは、1回だけ切る「1回切り」から始めていく
5、慣れてきたら自分だけで好きに切らせる
折り紙だったり、お菓子の包装紙だったり・・
6、1回切りがうまくなってきたら、チョキチョキ切ることを教える
(教えなくても自分でできるようになる子もいます!)
☆机周りが散らかりますが、気にせず練習させましょう!
ハサミがうまく使えるようになったら、散らかさないように切ろうと声をかけるのもいいかもしれません!

こういった練習の積み重ねが、線の通りにハサミと紙を動かしながら切るという技術につながります。

最初から線の通りに切っていく練習でもいいかもしれませんが、子どもにとって線に沿って切っていくというのは、大人が思うよりもずっと難しいことなのでうまく切れなくても一緒に気長に練習しましょう!

SunaSuna

線に沿って切っていくという、大人にとっては簡単だ思うような作業も、小さな子にとっては難しいんだね!

のりの練習方法とちょっとしたコツ
1、のりを使ってなんでもいいので貼ってみる
のりをたくさん指に着けて、べちゃべちゃにして指示通りにできなくても、飽きるまでそのまま好きにさせてみてもいいと思います。
2、少し慣れてきたら、指先に少しだけのせて貼るときれいにできることをやってみせる
☆練習中は一緒についていてあげる。適量ののりを使ってうまく貼れた時を見逃さず褒める
☆一番最初に使うのりはスティックのりよりも指で塗るタイプののりがおすすめ!
→指でぬるのでのりをぬったところがわかりやすい
SunaSuna

最初はどんなにお手本を見せてもたっぷりののりを楽しんでいた息子ですが、段々と少しだけ指先に着けてぬる。ができるようになってきました。

ハサミとのりの練習ワークのご紹介

ハサミとのりを練習させると言っても、家にある物だけで工夫して練習させられたらいいですが、考えたり準備したりすることがなかなか難しかったりしませんか?

そんな時には、市販のワークを使って練習してみるのはどうでしょうか?

実際に息子が使ったワークの感想を書きますので、良かったら参考にしてください!

練習ワーク①【KUMON はじめる はさみ 2・3・4歳】

練習ワーク①【KUMON はじめる はさみ 2・3・4歳】

1冊目は、おなじみ「くもん」から出ているはさみの練習のためのワークです!

「くもんのすくすくノート」というシリーズの中で一番やさしいレベルとなっています。

のりの練習は「おやこのファーストステップ」というシリーズを使用したのですが、「くもんのすくすくノート」の方が大きいサイズのワークとなっていたので、ハサミの練習の場合は大きいワークの方がいいかと思い、こちらを選びました。

中身の主な内容と、感想は下記をご覧ください。

内容:
・1回切りの直線をチョキチョキ切る
・手で紙動かしながら直角部分やカーブを切っていく
・雪だるまや王冠といった絵を切り抜く

感想:
最初は易しく徐々に難しくなっていきます。

最初の練習ワークということで、子どもに手を添えて一緒にハサミや紙を動かして練習してあげる必要があります。

紙を動かしながら線に沿って切ったり、絵の通りに切っていくという作業はこの教材だけでは一人でできるというところまではいきませんでした。

しかし、この教材が終わった後、折り紙や透明なお菓子の包装紙などを1人で自由にちょきちょきハサミを動かして切ったり、折り紙を動かしながら切ることができるようになっていました。

その後、簡単な直線であれば線に沿って自分で切ることができるようになりました!!

練習ワーク②【KUMON おやこのファーストステップ 2・3歳から さいしょのはってみよう】

【KUMON おやこのファーストステップ 2・3歳から さいしょのはってみよう】

次のご紹介は「くもん」から出ている、のりを練習することのできるワークです。

こちらは「おやこのファーストステップ」というシリーズです。

内容:
・シール貼り
・のりで大きななパーツを指定された場所に貼る(主に丸いパーツ)
・少し小さめのいくつかのパーツを貼る(四角のパーツが多い)
・絵柄にあった場所に様々な形のパーツを貼る

感想:
形や大きさがシンプルなものからだんだんと複雑なものへと移行していくので、最初に取り組む教材としては親切で子どもも無理なく進めやすいような気がしました。

また、パーツも大きめのものが多いので、のりをたっぷりつけても大丈夫です!

ページ後半の絵柄を合わせて貼る作業は、この時点ではまだ少し難しそうでしたが、のりで貼る作業自体は楽しんでやっていました。

練習ワーク③【KUMON おやこのファーストステップ 2・3歳から すいすいはってみよう】

【KUMON おやこのファーストステップ 2・3歳から すいすいはってみよう】

こちらは上で紹介した「おやこのファーストステップ さいしょのはってみよう」より少しレベルアップしたワークとなっています。

内容:
・シール貼り
・のりで大きななパーツを指定された場所に貼る(主に丸いパーツ)
・三角のパーツを指定された場所に貼る
・様々な形のパーツを自由に貼る
・様々な形の小さめのパーツを絵に合う場所に貼る
・とても細かいパーツや細いパーツを貼ってみる
・絵柄にあった場所に様々な形のパーツを貼る

感想:
途中までは、「さいしょのはってみよう」と同じようにシール貼りや丸い大きめのパーツを貼るところから始まります。

年齢によっては「さいしょのはってみよう」を飛ばして、ここから始めてもいいかもしれません。

息子の場合は「さいしょのはってみよう」に取り組んだ後に、この教材に取り組みましたが、「さいしょのはってみよう」よりも全体的にとても上手に貼れるようになり上達を感じることができました。

絵や絵柄にあった場所に貼るという作業に関しても、難しいながらも自分で考えて自由に貼っていたので、のりに慣れるだけでなく、自分で考えたり、自由に貼って楽しんだりする効果もあったのかなと思いました。

まとめ

子どもは大人がわざわざ教えなくても、気づいたらいろんなことができるようになっていたりします。

しかし、できるようになるのに練習が必要なこともあります。

前もって何でも教えたり練習をすることが必須というわけではありませんが、楽しく練習するきっかけを与えてあげるのは良いことだと思います。

練習することで上達すれば、本人の自信にもつながっていくのではないでしょうか?

ハサミやのりといった基本的な道具が上手に使えるようになってくると、他の道具も使ってみたい!と関心を持ったり工作にも興味を持ち始めるかもしれません。

興味や活動の幅を広げるためにも親子で一緒にハサミやのりを使って練習しながら遊んでみたりしてはいかがでしょうか♪

(トップ画像の教材は、「こどもちゃれんじ ぽけっと」についてくる、ハサミやのりを使った工作ブックです。興味のある方は公式HPをどうぞ!)

スポンサーリンク