小学校に入る前に身に着けておきたい習慣として「勉強の習慣」が良く挙げられています。
我が家も、就学前に勉強習慣をつけてあげたいと思い取り組んだ結果、現在4歳になる息子は毎日15分程度ですがお勉強に取り組んでいます♪
どのようにして勉強の習慣化したのか体験に基づいてまとめていますので、ぜひご覧ください!
この記事では、
・子どもの勉強を習慣化させるコツ
・1日の勉強量
・幼児期に勉強を習慣化させるメリット
・4歳:勉強が習慣化するまでの体験談
について分かるようになっていますので参考になればうれしいです。
子どもに勉強する習慣をつけるコツ
早速ですが、子どもが毎日お勉強するようになるにはどうしたらいいのかについて書いていきたいと思います!
息子の様子を見ていると習慣をつけるコツは大きく3つあるように感じました。
2.できるだけ毎日決まったタイミングに机に向かうようにする!
3.子どもの気持ちを優先して勉強嫌いにさせない!
3つのコツについては、下に詳しく書いていきますが最大のポイントは「楽しさを重視する」ということです。
1.内容にこだわりすぎない!子どもが「楽しい!」と思う教材を
いきなりワークを買ってきて、「今日からこれやりましょう!」と言っても、なかなか子どもは乗り気にはならないことが多いと思います。
良かれと思って最初から「平仮名」や「数字」、「計算」のワークを選んではいませんか?
取り組む教材は、「役に立ちそうな教材」や「お勉強になりそうな教材」にこだわらない方が良かったりします。
「楽しそうなもの」を「2種類以上用意する」ようにすることがポイントです。
例えば、、
ゲーム感覚で取り組むことができる「迷路」や「パズル」や「かるた」
色塗りが好きな子であれば「塗り絵」
低年齢の子であれば「シールがたっぷりついたワーク」や「絵本」の読み聞かせもOK
工作好きなら「工作ブック」
学習を習慣化するには、まずは、「楽しい!」「またやりたい!」と思うような教材を選ぶことが大切です。
いくつか用意したうえで、「今日はどれにするか?」を子どもに選ばせるとやる気もアップします!
楽しい教材なら、子どもも机に向かうのが苦じゃなくなるかもしれないね!
2歳~3歳あたりになってくると、「そろそろ習い事やお勉強に取り組ませた方がいいのかな?」と思ったりしませんか? そうはいっても、「幼児教室は結構高いし、本格的なドリルや学習プリントはまだ早い気がする…そもそも続かないかも …
2.毎日決まったタイミングに取り組む!
朝ごはんの後や、帰ってきた後、おやつの後など、いつでもいいのでなるべく決まった時間に取り組むことが2つ目のコツです。
成長していけば、1日のうちの空いた時間や都合の良い時間に勉強するということもできるようになっていくとは思いますが、子どもの時期は決まった時間に取り組む方が効果的に勉強の習慣づけができると感じます。
決まった時間に取り組む最大のメリットは「声掛けしやすいこと」と特定の行動と勉強がセットになっているため、「習慣化しやすい」ことです。
我が家では、おやつを食べた後にお勉強の時間を設けているのですが、「おやつ食べたら、宿題して、その後遊ぼうね~!」とおやつを用意しながら毎日声がけします笑
それがいつものことで、ルーティンになっているので特に不思議にも思っていないようです。
3.子どもの気持ちを優先!時にはお勉強をお休みしたってOK
2つ目のコツで、「できるだけ毎日決まった時間に取り組むこと」を挙げましたが、そうは言っても子どもが乗り気ではない時もあります。
そういう場合は、絵本の読み聞かせやお絵描きなどあまり負担にならないものを提案はしますが、それでも乗り気でない場合は思い切ってお休みさせます!
1日や2日お勉強をお休みしても、その後もずーっとやらないということは息子の場合はなかったです。
毎日取り組むことにこだわってイヤイヤやらせると勉強嫌いにさせてしまうかもしれません。
それよりは、お休みさせて気分をリフレッシュしてまた頑張っていく方がいいと思います。
【番外編】どうしてもモチベーションが下がり気味な時
たまにお勉強をお休みしても、またその後は毎日お勉強する息子ですが、何日間か続けてモチベーションが低い時もあります。
そんな時は、我が家ではどうしているか紹介しますね。
●2歳代くらいの時
パパのお仕事に興味を持っている時期だったので、
「パパも今お仕事で塗り絵とかシール貼り頑張ってると思うよ~!〇〇君もがんばってシール貼ろうか?お仕事しようか?」などと、声掛けするとやる気がアップすることが多かったです。
(シール貼りとは関係のない仕事ですが、分かりやすいように「パパも今頃シール貼りしている」と伝えていました!)
「お仕事」というワードが彼のお気に入りのワードだったように思います。
●3歳代~4歳
全部は理解できていないとは思いますが、私なりに「勉強する意味・なぜ勉強するのか」を伝えるようにしています。
ずっと楽しくやれればベストですが、誰でも「勉強嫌だなぁ」と思う時があると思います。
そんな時でも勉強はやらなくてはいけないので、今のうちからそこらへんは隠さずに少しづつではありますが伝えるようにしています。
●4歳代
ご褒美を提案することもあります!(最終手段ではありますが…!)
ご褒美と言っても、例えば「今日は特別におやつを食べながら勉強しようか!」とか、「ここまでシールが溜まったらパパに欲しいものお願いしてみようか?」(我が家では勉強したらシールを貼るようにしています)のような感じで声をかけています。
毎回ご褒美があるわけではなく、モチベーションが最近下がってるなぁと感じた時のスペシャルとして提案するようにしています!
実は我が家では「勉強」という言葉は使わずに「お仕事」や「宿題」という言葉を使っています。その方がちょっとお兄さん(大人)になったみたいに感じて、やる気アップにつながっているように思います。
【勉強の取り組み方】幼児期は1日にどれくらい勉強したらいいの?
楽しそうな教材を揃えたのはいいけれど、幼児期の勉強はどれくらいするのがちょうどいいのでしょうか?
勉強には「時間を決めて取り組む」やり方と「分量を決めて取り組む」やり方、そして「好きなだけ取り組む」の3種類があると思います。
この3種類やり方やメリットを簡単にご紹介しますので、ご覧ください♪
時間を決めて取り組む!
1日にどれくらいの時間取り組ませたらいいのか気になる方が結構多いようなのですが、一般的には、【始めた頃はまずは5分間取り組みましょう。その後徐々に増やしていって、就学前の6歳では30分間取り組むことが目安】となっているようです。
【一般的な目安時間】
・3歳・・・5分間
・4歳・・・5~10分間
・5歳・・・15~20分間
・6歳・・・30分間
時間を決めて取り組む方法は、とてもシンプルで分かりやすいですよね!
集中できる時間数が増えていけば、効果も目に見えて分かりやすく、成長が実感しやすい方法だと思います。
また、徐々に時間を増やしていくことで集中できる時間を無理なく増やしていくことができそうですよね!
早く終わらせたくて雑に取り組んでしまうような子には、時間を決めて取り組むこの方法が合っていると思います。
始めたばかりの時は、年齢に関わらずまずは5分程度から始めてみるのがちょうどいいよ!
分量を決めて取り組む!
この方法は、ワークであれば毎日決まったページ数、パズルや工作であれば1つ完成させるまでなど時間ではなく分量を決めて取り組んでいくというスタイルです。
特に年齢によってページ数や分量の目安があるわけではありません。
教材によっては指示があったりしますが、子どもの様子を見ながら決めることになります。
年齢が上がってくると、教材のレベルも上がってきて自然と机に向かう時間が増えてきます。
決まった時間座っているのが苦手な子どもにおススメです。
勉強の習慣化には向かない?好きなだけ取り組む
最後に「好きなだけ取り組む」という方法ですが、この方法に関しては賛否があるようです。
やる気があるときにどんどんやらせたくなってしまいますが、学習習慣をつけるという意味では「決まった時間数」もしくは「決まった分量」取り組む方が効果的だと言われることが多いようです。
「もう少しやりたかった!」で終了するのが、次の日も取り組みたくなるコツです♪
幼児期に勉強の習慣をつけることのメリット
「勉強は小学校に入ってからさせたらいいんじゃないの?」と思っている方もたくさんいると思います。
しかし、私は小学校入学前から勉強に取り組んで習慣化させることをおすすめします!!
なぜなら・・・
①幼児期の方が勉強の習慣付けがしやすい!
習慣化させるには毎日取り組むことが重要ですから、付きっきりで毎日サポートできる幼児期のうちの方が勉強の習慣付けがしやすいと言えると思います。
逆に、小学生になると幼児期に比べると親が付きっきりで宿題や勉強を見てあげる時間は減ってくると思います。
勉強の習慣が付いていない子どもに、小学生になってから「勉強しなさい」といくら言っても、幼児のように素直に勉強することはなかなかないでしょう。
そうなってくると、小学生になってから勉強の習慣を付けようと思っても、幼児に比べると難しくなってきます。
②学校生活がスムーズ!いいスタートが切れる
小学生になると勉強も本格的に始まり、宿題が出されることもあります。
幼児期から勉強の習慣が付いている子は「勉強(宿題)はやるもの。」という考えが定着していますので、宿題や+αに自分から取り組むようになるのではないでしょうか。(声掛けは必要かもしれません!)
学校生活は勉強だけが重要ではありませんが、やっぱり勉強ができたほうが小学校生活のスタートをスムーズに切ることができますよね!
小学生になってから勉強の習慣をつけようとしても、幼児期の教材ほど楽しくなかったり難しかったりして、習慣化までハードルが高い印象です…!
楽しいワークや工作や塗り絵で習慣化する時期は終わっているので、方法を工夫する必要が出てきますよね。
子どもによっては、本格的な勉強が始まったことで学習意欲が沸いて勉強する習慣が付く子もいると思うので、やり方を変えれば小学校からでも遅くはないと思うよ!
【体験談】4歳児:勉強が習慣化するまでにやったこと
4歳になる息子が毎日勉強するようになるまでに取り組んだことを紹介します♪
まずは、息子についてですが決して大人しく絵本を読むのが小さいころから好きで・・・という子どもではありません。
どちらかというと歩き出すのも話し出すのも平均より少し遅めで、座って何かするよりもとにかく外に出て遊びたい子でした。
気が向いた時に絵本を読んでくれとせがんだり、お絵描きをするような子でもありませんでした。
そんな息子でも、積み重ねて行くことで勉強を習慣化することができました。
①絵本の読み聞かせ
読み聞かせは、一定時間座って集中する練習に最適だと思います。
始めた当初は息子の気が向いた時にだけ読んでいましたが、続けていくことで読み聞かせする頻度が上がってきました。
絵本の内容も文字が増えてきて長くなってきますので、集中する時間も伸ばしていくことができます。
時にはしかけ絵本を読んであげたりして、楽しい時間になるように心がけています。
②工作やお絵描き、粘土遊び
おやつの後のルーティンとして、工作やお絵描き、粘土等を用意していつでも好きなものを選んで取り組めるようにしていました。
2歳あたりから、決まった時間に一緒に何かしらに取り組むという習慣づけを始めました。
4歳からはパズルやかるたなどにも興味を持ち始め、やっている間は集中して取り組むことができています。
③ワークやプリントを使った学習
2歳半からは、工作や粘土などに加えて、ワークという選択肢も増やしました。
我が家では「こどもちゃれんじぷち」のオプションの「ワークブック」と「七田式のシールドリル」をメインで使用しました。
1日に1ページ~3ページほど取り組んでいました。
どちらも2歳~向けの教材ですので、記入式の問題ではなく手指を使ってパズルをはめたりシールを貼ったりする内容になっていて、無理なく楽しんで取り組むことができました。
「こどもちゃれんじ」のオプションの「ワークブック」は3歳向け「こどもちゃれんじぽけっと」でも継続して受講しました。
また、「七田式のシールドリル」は2歳~6歳までのドリルが揃っているので4歳からワークを始めたい方にもおすすめです。
2歳~3歳あたりになってくると、「そろそろ習い事やお勉強に取り組ませた方がいいのかな?」と思ったりしませんか? そうはいっても、「幼児教室は結構高いし、本格的なドリルや学習プリントはまだ早い気がする…そもそも続かないかも …
4歳現在
現在は「七田式プリント」学習に取り組んでいます。
毎日3枚を目安にこなしていく教材で、ご褒美スタンプとご褒美シールがやる気につながっています。
が、シールよりもプリントの内容が解けた喜びやプリントをこなした達成感の方が大きいようです。
毎日分量を決めて勉強していますが、「これが終わったら遊べる!」という終わりが最初から分かっているとモチベーションが保ちやすく、集中力も維持しやすいようです。
勉強を始めた2歳半~3歳あたりの頃は、机に向かう時間は5分~10分程度で終わっていましたが、年齢が上がってくると取り組む内容も難易度が上がり自然と時間数も増えてくるようになりました。
4歳半時点で、平均して15分は毎日取り組むことができています。
この経験から「何分間やる!」と時間数を決めて取り組む方法以外でも、机に向かう時間は増やしていくことができるということが分かりました!ここで挙げたものを全てやる必要はなく、子どもが「楽しい!」と思うようなものをコツコツ継続させることが大事です。
2歳半からスタートできる「七田式プリントA」ですが、我が家の長男は4歳からスタートしました! 難しいと言われることが多い七田式プリントですが、取り組んでみた感想やその効果などを当ブログで紹介していきますので是非ご覧くださ …
まとめ
子どもが楽しく自分から勉強に取り組んでくれたら、こんな幸せなことはないですよね!
そのためにも、重要なのは「楽しく」そして「勉強嫌いにさせない」こと。
子どものやる気がなかったり、何回やってもできなかったりするとイライラしてしまったり諦めてしまいそうになったりします。
そんな時でも気長に前向きに子どもに寄り添いながら習慣づけていきましょう♪
少しづつの積み重ねは必ず大きな結果となって表れてくるはずです!