2歳代で、七田式の「シールとえんぴつでたのしく学ぶ」シリーズを使っていた長男ですが、4歳になってから「七田式プリントA」のデビューを果たしました!!
プリントAは2歳半からスタートできると説明に書いてあったので、「4歳の長男には簡単すぎるかな?」という心配もありました。
今回は、「七田式プリントA」を4歳から始めた長男の様子を通して感じたプリントの難易度やプリントを続けていくコツなどについて書いていきたいと思います。
●挫折しそうな時の対処法
●七田式プリントAのメリット・デメリット
●いつからスタートするのがおすすめか?
●他の幼児向け通信教育教材との難易度比較
七田式プリントAは難しい?
早速ですが、2歳半からスタートできる「七田式プリントA」の難易度について書いていきます。
長男は4歳でスタートしましたが、結論から言うと、結構難しい!です。
取り組んでみた感想をまとめてみました。
七田式プリントAの感想【2歳半~4歳向けとはいえ難しい…!】
それでは早速、4歳から七田式プリントを始めてみた感想を書いていきたいと思います!
七田式プリントA…思っていた以上に良問ぞろいで、相当頭が鍛えられます…!!
前半は順調
対象年齢ギリギリで始めたのもあって、前半はかなりスイスイ進めていました。
これより前に「七田式10の基礎概念」と言うドリルをやっていたのもあって、ある程度七田式の問題に慣れていたというのも大きかったかもしれません。
また、すでにドリルで学習習慣がついていたため、毎日プリント学習に取り組むことも難なくできていました。
問題も最初の方は易しめでした!
学習習慣を身に着けるために「もっとやりたい!」で終わらす、1日3枚だけ。が推奨されていますが、すでに習慣がついていたので6枚くらいを目安にしていました!年齢が低かったり習慣づけの途中の場合は、無理せず3枚がおすすめです!!!
後半はかなり苦戦
前半はスイスイ進めていたのですが、中盤あたりから怪しくなってきます。。
難しくなってくるとやっぱりやる気が出なくなるようで…。
1日の目安の3枚をこなすのも苦労する時期がありました。
七田式プリントは似た問題が4回(4枚)続けて出てくる400%学習がウリの教材です。
つまり、苦手な問題が4回続くのです。
しかも、4回で終わるわけではなくちょこちょこレベルアップした問題が出てくるんです…!
分かるように絵や線を書いてサポートしたり、雰囲気を盛り上げたり…あの手この手で工夫しながらなんとか少しずつ進めていく状態でした。
長男は「頭が良くなりたい!」「1位とりたい!」という気持ちが強い子なので、「難しい問題ができてすごい!」や「今少しづつがんばったら学校で1位取れるよ~」などの前向きな声掛けを心がけていました!
途中で挫折しそうになることも
なんとか進めてきた七田式プリントAでしたが、VOL8あたりから、本格的に「やりたくない」気持ちが高まってきました。
この頃、初めて3~5日間くらい全くプリントに手を付けませんでした。
4歳の子にこれは難しいだろうなぁと思うような問題が続くので、しんどいだろうなぁと思っていました^^;
しかし、VOL10終了まで、あと少しです。
ここまで来たら、達成票のシールを見ながら「最後まで終わったら欲しいもの、パパに買ってもらわない?」とご褒美作戦に出ました!
これが効果てきめんで、そこからはまたペースを取り戻していきました。
VOL10あたりでは、欲しいもの考えておいてね~!もう少しでプリントAおわるからね~!とちょくちょく言ってました笑 その方が楽しみやワクワクを感じながら取り組めるかなと思って…
ようやく終了
やる気が低い時期や挫折の危険もありましたが、なんとか最後まで終了することができました!
後半、かなり苦戦して挫折しそうになることもありましたが、実は平仮名が読めるようになってからは「もじ」のプリントが簡単になったようで、そこからは案外スムーズに進むことができました。
終了まで約4ヶ月でした。(2歳代や3歳代でスタートした場合は、もっと時間がかかっていたと思います!)
ここまで大変でしたが、本人は次のプリントが届くまでの間「今日はないの?やりたいんだけど?」と言ったりしていました。
今後の取り組み
プリントAを無事に終了したわけですが、現在は「七田式プリントB」にチャレンジしています。
七田式プリントBは3歳半~となっていて、内容も少しレベルアップして足し算や時計、平仮名の書き方などが学べるようになっています。
七田式プリントBについても、終了したら難易度や効果などをまとめていく予定です♪
我が家の長男は、4歳後半~5歳(年少~年中)にかけて七田式プリントBに取り組みました。 その前は七田式プリントAに取り組んでいました。 今回は、七田式プリントBを最後まで終えてみての感想や、実際に何歳から始めるのがベスト …
【七田式プリントA】難しいけど続けるべき?
他の教材と比べても難しめということもあって、途中で子どもが嫌になったり挫折しかける場合も多いかと思います。
もちろん親としては、このまま最後まで続けてくれたらと思ってしまいますが、大事なのは子供にとってのベストを考えることですよね!
続けない方がいい場合もある
様子を見ていて、このまま続けていくと勉強嫌いになってしまいそうだと感じるのであれば、一旦プリントはやめて、もう少し易しい教材に変えてみてはどうでしょうか。
勉強の楽しさや、できる!という自信を取り戻してから七田式プリントに再びチャレンジすることもできます。
例えば、楽しく無理なくを重視するのであれば、「こどもちゃれんじ」がぴったりですし、レベルをあまり落とさないまま楽しく勉強させたい場合は「Z会」がおすすめです。
通信教育に興味がない場合は、同じ七田式から出ている「知力ドリル」シリーズや「シールとえんぴつで学ぶ」シリーズで苦手分野だけ購入して簡単なレベルから取り組んでみるのもいいんじゃないかと思います。
2歳~3歳あたりになってくると、「そろそろ習い事やお勉強に取り組ませた方がいいのかな?」と思ったりしませんか? そうはいっても、「幼児教室は結構高いし、本格的なドリルや学習プリントはまだ早い気がする…そもそも続かないかも …
続けさせるのもアリ!
挫折しかけている場合、上に書いたように教材を変えてみるのも手ですがこのまま続けさせるという選択も、もちろんアリです。
がんばった先には、他の子に負けないくらいの根性と知力が身についているはずです!
子供のモチベーションを上げて、挫折せずに続けていくちょっとしたコツを紹介するので参考になればうれしいです!
挫折せずに続けるコツ①できたことを大げさなくらい褒める
もうすでに実行している家庭が多いとは思いますが、だんだんと内容が難しくなってくると一人では解けない問題が出てきます。
その分、できるようになった時や、一人で解けた時はおおげさなくらい褒めてあげるようにしています。
その日、一人で解けないような問題ばかりだったときは、最後までがんばったことをしっかり褒めます。
挫折せずに続けるコツ②苦手な問題(分野)は担当を変えてみる
七田式プリントは400%学習といって、似た問題が4回(4日)連続で出題されます。
苦手な問題が続くと、結構やる気が下がるようで、「やろう~」と声をかけてもなんだか乗り気じゃなかったり、勉強中もあまり集中していなかったりします。
そうなると、教える方もちょっとイライラしてしまいます。(すみません…)
そんな時は、いつも教えていない方(うちでは夫です)が勉強を担当してみましょう。
心機一転で、子どももやる気を出したりするし、教え方もいつもと違うので案外楽しくすんなりと終わったりします。
挫折せずに続けるコツ③がんばりにはご褒美を
やっぱりご褒美は子どものやる気をアップさせますよね!
やる気を引き出す方法の1つとして、ご褒美を使うのは悪いことではないと思います。
ご褒美作戦は、「褒める」「担当を変える」「楽しく取り組む」等のできることをやってもダメだった場合の+αで使うことをおススメします。
七田式プリントのシールを全部貼り終わるには結構時間がかかるので、もう少し細切れにご褒美をあげてもいいかもしれません!ご褒美の内容はその子に合わせたものを考えて♪
【七田式プリントA】の良い点と効果
次に、七田式プリントAに最後まで取り組んでみて感じた良い点と効果を、紹介します!
●1日3枚だけで負担が少ない!
●反復学習で定着UP
●1ヶ月で換算すると月1,480円でコスパが良い!
しんどい思いをしながら終了した「七田式プリントA」ですが、納得の効果が得られたと思っています。
【七田式プリントAの効果】1~10まで数字の書きをマスター
七田式プリントAでは、数字の読み書きが出てきます。
数唱は100まで、物を数えるのは25まで、書き方に関しては1~10までです。
【七田式プリントAの効果】4ヶ月で平仮名の読みをマスター
七田式プリントAに取り組むまでに、平仮名のワークを何冊かやってみたのですが、正直全く読み書きできませんでした。
(「あ」とか、「ん」とか3つくらいは読める文字があったかな…?)
七田式プリントAでは、徹底して平仮名の読みを練習します。
長男は約4ヶ月で七田式プリントAが終了したのですが、終わった頃には平仮名の読みは全て完璧になっていました!
こんなに早く平仮名の読みが完璧になるとは思っていなかったので、その効果に驚いてしまいました!!
【七田式プリントAの効果】ひらめき・センス・思考力が高まる
数字の読み書きができるとか平仮名が読めると言ったスキルは、いずれは誰もが習得しますよね。
それに対して、七田式プリントAの「ちえ」では、頭をしっかり使って考えないと解けないような問題がたくさん出題されます。
頭の柔らかい今のうちから取り組むことで、柔軟な思考を養うことができます。
間違い探しと規則性を見つける問題です。問題を見てすぐに「こうかなぁ~?」とひらめく力やセンスが養われていると感じました!もちろん、じっくりと考える力もつきました!!
【七田式プリントAの効果】最後まであきらめずにやり切る力がつく
難しくて、相当頑張らないとできない問題がたくさん出てきますが、それを何度もこなしていくことで、諦めずに考える力がついたと思います。
七田式プリントAは最後までやると720枚ものプリントをこなしたことになります。
途中で諦めそうになりながらも、最後までやりきったのは本当にすごいと思います。
終わった時は本人も達成感が大きかったようで、「達成表」を何度も見ていました!
【七田式プリントA】のイマイチな点
納得の効果が得られた七田式プリントですが、取り組む中で思うところも少しあったので、お話します!
七田式プリントの唯一のイマイチポイントは『お勉強以外のことが学べない』という部分だと思います。
座学に特化している
他の幼児向けの通信教育には、教材の中に『観察してみよう!』や『お手伝いをしてみよう』といった生活をテーマにした実践を促すページが入っていることが多いです。
それに比べて七田式プリントは、座学で行うシンプルなプリント学習教材です。
自然のことや身の回りのこと、お友達との関係をじっくり学ばせたい時には、別途、絵本や教材や機会を用意する必要があります。
他のことをする時間がなくなることも
七田式プリントは1日に3枚だけこなせばOKの教材ですが、結構難しいので3枚こなすだけでも大変な子が少なくないと思われます。
他の分野を学ばせたいと思っても、プリントをこなした後だと余力が残っていない場合があります。
平日はプリント3枚だけと割り切って、休日に自然観察やお手伝い、公園で遊ぶようにしたりする工夫が必要になってくるかもしれません。
プリントに慣れてくれば、時間の余裕も出てくるようになると思います!最初の頃はプリントが終わってから外遊びに行く時間はありませんでしたが、最近はプリントを急いで終わらせて(笑)公園に遊びに行くときもあります!
七田式プリントAはこんな人におすすめ!
というわけで、七田式プリントは
①自宅できちんと勉強させたい
②思考力を養ってほしい
と思っている方におすすめです!
自宅できちんと勉強させたい
「まだ幼児だし、塾に通わせるのには抵抗がある。でも、きちんとお勉強はさせたいなぁ」と思っている方にお勧めしたいです!
七田式プリントはお勉強に特化した教材です。
しかし、塾のように長時間取り組む必要もなく決まった曜日だけ行くわけでもないので、習慣が付きやすく子どもへの負担も低いです。
それでいて小学校受験をするような子も使っている位、濃い内容のプリント教材なので自宅学習をきちんとしたいと思っている方にはピッタリなのではないでしょうか。
塾だと幼児向けでも1教科7,000円くらいしますよね。そのお金はもう少し先の、塾が必須になった時の為に取っておきたいな~と思っている方にもおすすめしたい…!
思考力を養ってほしい
七田式プリントは、単純な計算問題や文字や文章を読む問題だけが出題されるわけではありません。
『ちえ』というジャンルでは、しっかりと頭を使って想像力を働かせないと解けない問題がたくさん出てきます。
思考力はどの教科でも必要となる力なので、今のうちに養っておきたい・鍛えておきたいと考えている方に七田式プリントはピッタリの教材です!
【七田式プリントA】いつからスタートがいい?
七田式プリントAを終了して感じた「七田式プリントAのスタート時期」ですが、結論を先に言うと、2歳半スタートではなく「3歳からのスタート」をおすすめします。
ちなみに、公式では「七田式プリントA」を始める目安として年齢は2歳半~、そして以下の4つを挙げています。
【「七田式プリントA」開始の目安】
①鉛筆が持てる
②〇×が書ける
③点と点を線で結べる
④大小、長短が分かる
2歳半からスタートは厳しい可能性が高い!
なぜ2歳半からのスタートが厳しいかについて説明していきます!
理由は主に3つです。
1つ目は、2歳半だと内容が難しすぎることです。
最初は易しい問題が続くので、「いけるかも!」と思うのですが途中から苦戦する可能性が高いです。
2つ目は、2歳半の子にプリント学習はハマるのか?ということです。
確かに七田式プリントAはカラーでご褒美スタンプや、達成表に貼るシールなどがついていて楽しく取り組む工夫がされています。
しかし、そうは言っても鉛筆を持ってプリント学習がメインですので、飽きてしまう子も多いような気がします。
3つ目は、学習習慣がついていないと続けることが難しいと感じるからです。
七田式プリントは「学習習慣を付けるのにもピッタリ」らしいのですが、2歳半だと上にも書いた通りプリント学習自体が難しい場合があります。
内容も簡単ではないため、すぐに嫌になってしまう可能性も否めません。
せめて学習習慣はある程度ついていた方が進めやすいです。(そうでないと、挫折してしまう可能性が高いと感じます。)
プリントやドリルですでに鉛筆に慣れている子であれば問題ないですが、そうではない場合は、先に違う教材で学習習慣をある程度付けてから七田式プリントに挑戦した方が良いと思います。
2歳頃から3歳までの間、違う教材で鉛筆やお勉強することに慣れてからスタートしても遅くないと思いました!
七田式プリントA~Dの始める目安まとめ
七田式プリントAの開始の目安を最初に書きましたが、他のプリントB~Dの目安もご紹介します。
子供に合ったレベルのプリントから開始してみてくださいね!
七田式プリントAのスタート目安
七田式プリントAの開始の目安はこの4点です。
紙と鉛筆を用意して確認してみましょう!
(完璧にできなくても大丈夫だと思います!)
・鉛筆が持てる
・〇×が書ける
・点と点を線で結べる
・大小、長短が分かる
七田式プリントBのスタート目安
七田式プリントBを開始する目安は2点です。
既にプリントAが終わっている場合は、自然とこの2点はクリアできているはずです♪
・ひらがながすべて読める
・10までの数の大きさがわかり、書ける
七田式プリントCのスタート目安
七田式プリントCの開始の目安はこの2点です!
・10までのたし算ができる
・ひらがなや簡単な単語が書ける
七田式プリントDのスタート目安
七田式プリントDの開始の目安はこの3点です!
・一般常識や社会のルールを理解し、善悪の判断ができる
・擬音語、擬態語、形容詞などを使って簡単な文が作れる
・100までの数がわかり、20までのたし算・ひき算ができる
七田式プリントDは難易度が今までよりも更に高いと言う声を耳にします。漢字も登場するようなので、やり甲斐十分ですね!
【七田式プリントA】はどこで買える?
七田式プリントってどこに売ってるの?という声を耳にすることがあるので、七田式プリントAがどこで買えるのかについて書いていきたいと思います。
ちなみに、書店の店頭では七田式のドリル系教材は目にしますが、プリントは見たことがありません…!
七田式プリントはネットストアがおススメ!
店頭でなかなか目にすることがないということもあって、ネットショッピングで購入するのが一番早いと思います。
(そもそも店頭では売ってないのかも…?)
楽天・ヤフー・アマゾンのいずれのショッピングサイトでも取り扱っています!
今までプリントAとBを購入していますが、注文して大体3日後くらいには届くことが多いです。
オークションでも売っている
オークションやフリマサイトでも売っています。
これは、プリントを購入して、自分の子供にはコピーしたものを使わせている方が出品していることが多いです。
原本は未使用、シールやスタンプ等も未使用で出品されているのを良く目にします。
大体値段は14,000円くらいで出品されているので、正直、普通に買ってもあまり変わらないと思っています^^;
少しでも安く買いたい場合はいいかもしれません。
他の教材との比較
七田式プリントAは「難しい!」と書きましたが、七田式プリントAのレベルについて、どれくらいの難易度かを具体的に他の幼児向け通信教材と比べてみたいと思います。
今回は、有名所の「こどもちゃれんじほっぷ(年少)」と「Z会(年少)」と比べてみました。
【こどもちゃれんじほっぷ(年少)】キッズワークとの比較
「こどもちゃれんじほっぷ」では、学習教材としてキッズワーク(約16ページ)という冊子が毎月1冊ついてきます。
キッズワークは、「数量・図形」、「言語」、「論理」の3分野で構成されています。
キッズワーク「数量・図形」の内容
キッズワークでは4月号~3月号まで通して5までの数字しか出てきません。
そして、数字を自分で書いてみるような問題も出てきません。
(ただし、付録のおもちゃは10まで数えられるようなものになっています。)
図形に関しては、基本的にはシールを貼って進めていき、図形を自分で描いたりすることはありません。
キッズワーク「言語」の内容
空欄に合う1文字シールや単語のシールを貼っていくスタイルになっています。
濁音や半濁音、促音、反対語などは出てきません。
キッズワーク「論理」の内容
迷路や間違い探し、規則性を見つける問題も難しいものは見当たりません。
特に迷路や規則性の内容は比較的簡単です。
間違い探しは七田式プリントAも難しくはないので、同じくらいのレベルだと思います。
結論
毎日取り組まないと終わらない七田式プリントAと比べると、気軽に取り組むことができる教材と言えると思います。
内容に関しても、応用問題はほとんど出題されず、数字や平仮名の読み、図形を認識することに重点を置いているようです。
数字や平仮名の書き方の練習はまだ登場せず、比較的易しめのワークになっている印象です。
年少の途中で試しに、「こどもちゃれんじ(ほっぷ)」キッズワークの「3月号」を先取りしてやってみたところ、スイスイ解けました!
【Z会年少】ぺあぜっと&かんがえるちからワークとの比較
Z会は、遊び感覚で実体験を通して学ぶがコンセプトの「ぺあぜっと」(約18ページ)とワーク学習「かんがえるちからワーク」(約25ページ)が毎月届けられます。
これらの教材は主に「数」、「論理」、「言葉」、「その他生活や自然」で構成されています。
ここでは、七田式プリントAとの比較なので、「数」、「言葉」、「論理」の3分野で比べてみたいと思います。
ぺあぜっと&かんがえるちからワーク「数」の内容
ワークでは、1~10までの物の数を数える問題が多く出てきますが、数字の書き方の練習はありません。
その分、1~10までの理解をじっくり丁寧に深めていく内容になっているようです。
同じ形探しや図形の組み合わせの問題はワークだけでなくぺあぜっとの方でも登場していて、七田式プリントAと似たレベルの内容になっていると感じます。
ぺあぜっと&かんがえるちからワーク「言葉」の内容
「く・つ・し」などの簡単な平仮名から読む練習を始めていきます。
指示に従って文字を探したり、正しい方を囲ませたりしながら読み方の練習をしていきます。
2月号からはひらがなの書き方練習も始まります。
また、濁音や半濁音、促音、反対語なども出てくるところは七田式プリントAと共通しています。
ぺあぜっと&かんがえるちからワーク「論理」の内容
迷路や規則性の内容は、それほど難しいものは見当たりません。
規則性を考える問題は、かんがえるちからワークはシンプルな順番問題になっているのに対して、七田式プリントAでは規則性に「移動」が追加されていたりするので、難易度は少し上かなと思いました。
間違い探しに関しては、七田式プリントAよりは力を入れている印象でした。
結論
基本的な内容の難しさは七田式プリントAとそこまで違いないように感じました。
「言葉」分野に関しては、Z会では読みだけでなく書きの練習もスタートするので難易度は少し上かもしれません。
ただ、どうしてもボリュームの違いで、七田式プリントAの方が応用問題や発展問題が多い印象です。
Z会の問題は頑張れば解ける問題がほとんどですが、七田式プリントAは相当頑張らないと一人ではできないような問題が出てきます。
まとめ
七田式プリントAは他の教材と比較しても難易度が高そうです。
その分、やり切ったら相当の力が付くのは間違いないと思います!
難易度としては、易しい順に「こどもちゃれんじ(年少)」→「Z会(年少)」→「七田式プリントA」だと思います。
難しすぎて、勉強自体が嫌いになってしまっては元も子もありませんから、そんな時は無理にプリントを続けずに他の教材を挟んでみましょう♪
七田式プリントAをやってみて感じたおすすめのスタートは3歳頃です!
既に4歳を過ぎた子も遅くはないです!
七田式プリントAは小学校に入学した時に絶対に役に立つ内容となっています♪