近年注目されつつある「STEAM教育」を知っていますか?
聞いたことがあるけど、内容までは知らないという人も多いですよね!
今回は、STEAM教育について知りたい人やSTEAM教育を自宅で行いたい人向けに、参考になりそうなおすすめ本を紹介したいと思います!!
できるだけ領域が偏らないように紹介していきます♪
STEAM教育についてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪↓↓↓
日ごろ勉強を頑張る子どもの姿を見ていて、「お勉強だけでいいのかな‥?」と、不安になることはありませんか? これからの時代(AIがますます発達する時代)は、従来通りの教育だけでは将来必要とされる人になることは難しいと言われ …
T:Technology(技術)
E:Engineering(工学・ものづくり)
A:Arts(芸術・教養・デザイン)
M:Mathematics(数学)
●AIやIoTなどの急速に発展する技術や多様化する社会に対応できる人材を育成すること
(論理的思考力や問題解決能力といった力を身につけ、高めていくこと)
→そのための教育がSTEAM教育
【STEAM教育って何?】STEAM教育について知りたい人におすすめの本
まずは、STEAM教育とはどんな教育なのか知りたい人にピッタリの書籍を、初心者向けから順に紹介していきます。!
【最初の1冊はこれで決まり!】知識ゼロからのSTEAM教育
価格:1,540円
レベル:初心者でも分かりやすい
内容:STEAM教育とは何か?が実例や写真、イラストで分かりやすく説明されています!
学校での取り組み例や家庭でできるSTEAM教育例も載っています。
他の本と比べて初心者でも「STEAM教育について」が比較的理解しやすいので、最初の1冊におすすめの本です。
【実際に読んだ感想】日本のSTEAM教育に焦点を当てています。学校での取り組みと日常生活でできる取り組みの紹介。STEAM教育とは?に関しても簡潔に分かりやすくまとめてあって分かりやすくサクッと読めます!
今後より重視される教育の形 STEAM教育超入門!
価格:498円(※Kindle版しかありません)
レベル:初心者でも分かりやすい
内容:STEAM教育の概念とその重要性が書かれています。
教育の場での実践例や、教育者と保護者がSTEAM教育を実施するための具体的なステップも紹介されています。
STEAMの5つの領域について丁寧に書かれているので、初心者でも分かりやすく面白いと思います。
文・理を融合してリーダーを育てる
価格:1,650円
レベル:初心者~中級者
内容:世界をリードする人間とは、自分の得意分野だけでなく幅広い視野で総合的に思考・判断し、表現する力が備わっている人。
日本のように文理に分けた教育では優れたリーダーは育ちにくく、文系脳・理系脳を同時に養う教育=STEAM教育が日本の未来を切り拓くということが書かれています。
STEAM教育の重要性もそうですが、文系・理系に高校生のうちから分けることや、分野を決めてしまうことの弊害を解いています。
学校や親の子どもへの向き合い方についても書かれています!
【実際に読んだ感想】従来通りの価値観の元で行われる教育では、将来リーダーになるべき人材は育たないということが書かれています。その中でも特に、タイトルにもある通り、文理に早いうちから分けてしまうことの影響について述べられています。それに対して、STEAM教育はどうなのか?日本の現状についても触れられています。
AI時代を生きる子どものためのSTEAM教育
価格:3,868円
※高いので電子書籍がおススメです…!(電子書籍:1,232円~)
レベル:初心者~中級者
内容:AI技術が発展する中で必要な力や、STEAM教育とはなにか?教育にどう取り入れていくか?が書かれています。
アメリカで発行された本の翻訳版なので、アメリカのSTEAM教育への考え方や取り組みがわかります。
それを日本の教育で取り入れるのは現状難しい。ということがわかる本でもあります。
世界を変えるSTEAM人材 シリコンバレー「デザイン思考」の核心
価格:891円
レベル:初心者~中級者
内容:代表的なSTEAM人材の紹介やシリコンバレーの教育事情が書かれています。
特に「Arts」に関しては、日本では単に芸術・教養と訳されていることが多く、中身や他の領域との関りや将来にどう関わっていくかが曖昧です。
この本では人間を重視する人文学(Arts)の重要性がしっかりと書かれています。
【実際に読んだ感想】シリコンバレーの有名企業(誰もが聞いたことのある名前が出てきます!)を例に、STEAM教育が将来的にどう役立つか、企業が欲している人材とは?が書かれているので、イメージしやすいです。また、停滞気味の日本の現状の教育を考え直すいいきっかけになると思います。
よくわかるSTEAM教育の基礎と実例
価格:2,640円
レベル:中級者
内容:STEAM教育を日本の教育界ではどのように捉えているのか?また、日本としてSTEAM教育にどのように力を入れているか?がわかる本。
前半ではSTEAM 教育に関する基礎知識や背景、近年の動向を解説し、後半では授業での実践例を紹介しています。
家庭でのSTEAM教育よりも、学校でのSTEAM教育の動向や取り組み、実践例がメインなので教育現場でのSTEAM教育について知りたい人向けです。
【STEAM教育に活用!】実践したい人におすすめ
次は、STEAM教育に活用できる本を探している方向けに、実践で役立つおすすめ本を紹介していきたいと思います!
理系脳をつくる 食べられる実験図鑑
価格:1,650円
レベル:小学生~
内容:スーパーなどで手軽に買える材料と、キッチンにある道具を使って「おいしくて、おもしろい」料理実験が楽しめます。
単なる実験でなく、最後は食べることができるのでここから「科学」や「実験」に興味を持たせるのもいいかもしれません!
小学生~となっていますが、サポートさえあれば未就学児でも十分楽しく取り組める内容だと思います。
【実際に読んだ感想】手軽に揃えられる材料もありますが、ネット通販で取り寄せないとなかなか目にしないような材料も結構出てきます。普通の実験や工作に興味を示すようであれば、この下で紹介している『科学実験図鑑』の方が、入手しやすい材料を使っている実験が多いので、おすすめです!ただ、この本に載っている実験は見た目がカラフルだったりかわいらしかったりするので、子どもはとても喜ぶと思います♪
わくわく科学実験図鑑
価格:2,530円
レベル:小学生~
(※4歳~でも楽しめそうな実験もたくさん載ってます!親のサポートは必須ですが…!)
内容:身近にあるものを使ってできる実験が100種類以上載っています!
一部、家庭にはないものも必要なことがありますが、高価なものは使いません。
STEAM教育の5つの領域ごとに実験が紹介されているので、バランスよくおうちで取り組むことができそうです。
子どもが「やりたい!」「楽しそう!」と思うような魅力的な実験が多く載っています。
【実際に読んだ感想】領域別にレベルも簡単~難しいまで子どもの興味や年齢に合わせて選べる実験や工作が多く載っています。特に「Arts」の領域は絵を描いたり工作が苦手な子や年齢でも楽しみながら興味を持てるような取り組みがたくさん紹介されていて参考になりました!簡単に「なぜそうなるのか?」解説も載っているので、子どもにも説明しやすいです。
わくわく科学実験図鑑:工作編
価格:2,310円
レベル:小学生~
(※4歳~でも楽しめそうな工作がたくさん載ってます!)
内容:「工学E:Engineering」の実験が52種類載っています。
実験を通して工学と、他の領域との関係も学べるようになっています。
とはいえ、「工学」についてがメインで、実験と言うより工作が多く載っています。
身の回りの物の仕組みに興味がある子はより楽しめそうです。
【実際に読んだ感想】身の回りの物を使った工作が多く載っています。単に説明通りに作るだけでなく、頭を使って考えながら作るようなものが載っています。4歳の子でも興味のある分野であれば楽しく取り組めるものもありました!
ワクワク!かんたん!おうちSTEAM
価格:1,980円
レベル:4歳~小学校中学年
内容:牛乳や果物、つまようじなど身近なものでできる実験が30種類ほど載っています。
平仮名でも簡単な説明がついているので、未就学児でも一緒に本を見ながら実験を進めることができそうです。
比較的簡単な実験の割に、子どもが興味を持ちそうな題材が多いです。
7歳までに知っておきたい科学えほん
価格:1,540円
レベル:未就学児~小学校1年生
内容:生物、化学、物理、地学についての知識が、カラフルな親しみやすいイラストとともに紹介されています。
知識と一緒に、ちょっとした実験も載っているので実際に目で確かめることもできます。
初歩的なことが簡潔に書いてあるので、未就学児が科学を学ぶファーストステップとしてちょうどいいと思います。
小学館の図鑑NEOアート 図解 はじめての絵画
価格:2,970円
レベル:4歳~
内容:世界の名画約360点を、図解イラストや部分図を用いてわかりやすく解説しています。
絵画をただ紹介しているだけでなく、絵画を見比べたり、クイズがあったりと今まで絵に興味がなかった子も「おもしろい!」と思えるような工夫がされています。
絵画を見て、どう思うか?どう感じるか?面白いと思える感性を養う良本だと思います。
オルセー美術館でさがせ! (美術館公式「さがせ! 」絵本)
価格:
タイトルと内容が同一でソフトカバー仕様の廉価版:2,802円
図書館専用に特別な堅牢を施した商品(ハードカバー):4,180円
レベル:3歳~
内容:オルセー美術館の有名な展示品44点のなかにかくれた、シロクマの「ポンポン」というキャラクターを探して行きます。
じっくりと見ないと見つからないような場所にいるので、自然と絵画を見る時間が増えます。
作品の解説も載っているので、子どもが興味を持った絵画は解説してあげることもできます!
もの探しが好きな子であれば、かなりハマると思います。
算数おもしろ大事典IQ
価格:4,180円
レベル:6歳(年長・小学生)~
内容:難しいと思われている算数を、愉快なエピソードやおもしろいパズルクイズ等で分かりやすく解説しています。
割り算や掛け算の起源から、つるかめ算といったテクニックまで載っています。
ちょっとした漫画も載っているので、子どもも楽しく数に親しめるようになっています。
算数に苦手意識を持つ子でも、この本で算数に親しむことで「案外楽しい!」「やってみようかな?」と思えそうな1冊です!
小学生の授業で扱う内容が多いですが、数・算数が好きな子であれば未就学児でも楽しいと思えると思います。
はじめまして数学(リメイク版)
価格:2,970円
レベル:小学生~
内容:小学生のための数学入門、大人のための再入門という名の通り、レベルは小学生~となってはいますが、中学生や大人が読んでもおもしろいです。(小学生だと何回も読まないと難しいかも…?)
自然数の無限から素数へ、整数からベクトルへ、そして虚数の説明へと進んでいきますが、電卓による分数の学習なども書かれています。
授業の数学は問題を解くことに特化しがちですが、この本では数の不思議や規則性など様々な角度から「数学」を見ていて新たな発見が楽しい!と思わせてくれます。
「プログラミング」に関しては、子どもの場合は本を読むよりも、教材や知育玩具を実際に利用して学ぶ方が分かりやすいと思いますので、ここでは紹介しませんでした。興味のある方は、こちらで「プログラミング」に関する教材を紹介しています!
プログラミングや実験を子どもに経験させたいと思っても材料を揃えたり、教えることが難しかったりしませんか? そこで今回は、STEAM教育に活用できる教材やおもちゃの中からおすすめのものを …
まとめ
STEAM教育に興味があるけれど、「よくわからないよ~」と言う方向けに、STEAM教育のことが分かるおすすめの本を6冊紹介しました!
また、学校任せにせずにおうちでもSTEAM教育をしたい方向けに実験がたくさん載っている本や、子どもが読んで楽しめる本をいくつか紹介しました!
週末や夏休みや冬休みなどの長期休みを利用して、親子で一緒に実験をしてみるのも楽しいのでおすすめです♪
また、今回おすすめした本は子どもが一人で読んでも楽しめそうなものが多いので、見えるところにポンと置いているだけでも食いついてくれる可能性大ですよ♪♪