【1歳3ヶ月でまだ歩かないのはなぜ?】親ができるサポートとは?

1歳頃になってくると、一人歩きし始める赤ちゃんが多くなってきますよね。

それを見て、「うちの子はまだ全然一人歩きしそうにない…」と不安になったり焦ってしまうこともあると思います。

今回は、「1歳過ぎてもまだ歩かない」と心配している方に向けて、赤ちゃんが歩かない理由と私たち親ができるサポートについてまとめてみました!

SunaSuna

我が家の長男が一人歩きができるようになったのは、1歳4ヶ月あたりでした。ハイハイも一人立ちも歩き始めるのも遅かった長男ですが、4歳の今では他の子と同じように走ったりジャンプしたり楽しく遊んでいます♪

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うちの子はなぜまだ歩かないの?【歩かない理由】

うちの子はなぜまだ歩かないの?【歩かない理由】

他の子はとっくに歩いているのに、うちの子はなぜ歩かないのでしょうか?

赤ちゃんが一人歩きを始めるためには、実は必要な条件が4つあると言われています。

この4つが全て満たされて初めて赤ちゃんは一人歩きができるのです。

歩き始めるための4つの条件
1.足や腰などの筋力が、自分の体を支えられる程度に発達していること
2.平衡感覚が発達していること
3.転んでしまった際に、手が出て支えられる
4.歩きたいという気持ち

歩き始めるためには4つの条件が必要

ハイハイや伝い歩きをするのが遅めだったりすると、必要な筋力や平衡感覚、瞬発力が不足している可能性があります。

そうはいっても、正直なところ、1歳3ヶ月にもなると気持ちの問題の方が大きな理由となっている場合が多いのではないかと思います。

赤ちゃんが『歩きたい』『1歩踏み出してみよう』と思う気持ちがなければ、歩き始めることはありません。

ここには赤ちゃんの性格も関係しているように思います。

①おっとりしている子

②慎重派の子

③甘えん坊の子

代表的なものを挙げてみましたが、やはり①~③のような性格の子は比較的歩き始めるのが遅い子が多いのかなと、周りを見ていて感じます。

一人歩きまでのステップ

一人歩きを始めるまでには、いくつかのステップがあります。

ステップから次のステップまでにかかる期間は個人差がありますので、目安にしながら一人歩きができるようになる時を楽しみに待ちましょう♪

【ステップ①】ハイハイで前進できるようになってくる

【ステップ②】つかまり立ちするようになってくる

【ステップ③】伝い歩きが始まる

【ステップ④】時々手放しで立つようになってくる

【ステップ⑤】一人で1~2歩歩きだす

【一人歩き完成!】ハイハイはほとんどしなくなり、一人歩きするようになる

一人歩きのためのサポート

一人歩きのためのサポート

歩き始めるためには4つの条件が揃うことが必要と書きましたが、親はどのようなサポートをしてあげることができるでしょうか?

好きなだけハイハイ・伝い歩きをさせる

歩く練習をさせようとしても、赤ちゃんが嫌がる場合もありますよね。

そんな時は、好きなだけハイハイや伝い歩きをさせてみましょう!

ハイハイや伝い歩きは無意味ではありません。

筋力もつくし、徐々に平衡感覚も発達していきます。

飽きるほどハイハイや伝い歩きをしたら、そのうち『もっと遠くへ行ってみたい。』『違うとこに行ってみたい!』と思うかもしれません。

それが1歩を踏み出すきっかけになることもあります!

前向きな言葉をかける

ハイハイしたり伝い歩きをしたり、歩く練習をすると『ママがニコニコしてくれる!楽しい!!』と赤ちゃんが感じることが一番の近道だと思います。

周りの子が歩けているのに、自分の子がまだ歩けていないと焦ってしなう気持ちもわかりますが、そのうち歩けるようになります!

まだまだ個人差が大きい時期ですので、できないことがあってもおおらかな気持ちで見守ることも大切です。

伝い歩きができると、次のステップとして手放しで短時間立ってみるような仕草をし始めるので、その時も大げさなくらい褒めてあげると段々と手放しで立つ頻度が増え、そのうち最初の1歩を踏み出しますよ♪

両手をひいて歩く練習

伝い歩きがすでにできている場合は、両手をひいてあげながら歩く練習をしてみましょう。

動かない物体につかまりながら歩くのに比べて、両手をひいてもらいながら歩くのは案外難しいものです。

その分、筋力もしっかり使って体を支えなくてはいけないし、平衡感覚も養われていきます。

ただし、まだ一人歩きできない赤ちゃんは手をひいてあげようとしても嫌がることも多いので、無理強いはしないようにしましょう!

おもちゃで誘導

つかまり立ちや伝い歩きをしている時に、お気に入りのおもちゃを持って、赤ちゃんの近くに座ります。

ポイントは、赤ちゃんの少しだけ手の届かない位置に座ることです。

そうすることで、赤ちゃんはおもちゃを取ろうと手を伸ばしながら1歩~2歩、歩いてくれるかもしれません。

柔らかいマットや畳の上で練習した方が、転んでもあまり痛くないので恐怖心が薄れ転んだ際に手を出して着く練習にもなります。

手押し車やビジーカーを使って練習

1歳~のおもちゃ『手押し車』や『ビジーカー』を使って遊びながら、歩く練習をしてもらうのもおすすめです!

手をかけて力を入れると(体重をかけると)自然と前進するので、赤ちゃんも一緒に前進します。

パパやママと手を繋いでも1歩踏み出すことがなかなかできなかった赤ちゃんも、おもちゃと一緒であれば1歩踏み出すことができるかもしれません♪

『手押し車』も『ビジーカー』もどちらも歩けるようになってからも、押して遊ぶので長く使えます。

ただ、『ビジーカー』だと押して遊ぶ以外にも、乗って足で蹴って前後に動かして遊ぶこともできるので『手押し車』より長く遊べるかなぁと感じています。




 

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【体験談】長男は1歳4ヶ月でようやく歩き始めました

【体験談】長男は1歳4ヶ月でようやく歩き始めました

我が家の長男の体験談を少しだけお話しますね!

長男は、1歳4ヶ月で一人歩きをしてくれるようになりました。

ハイハイやつかまり立ちも遅かった

長男は、ハイハイは生後9ヶ月頃、つかまり立ちは生後11か月(ほぼ1歳になるあたり)と全体的に遅めの子でした。

つかまり立ちや伝い歩きが上手になって安定してくると、手放しで一人で立ってみようとするような素振りを見せるようになってきました。

つかまり立ちや伝い歩きをし始めたタイミングで、アンパンマンのビジーカーを購入したところ押して遊んでいました。

生後9ヶ月あたり:ハイハイを始める

生後11か月後半:ようやくつかまり立ち・伝い歩き

1歳2ヶ月後半:時々手放しで立とうとする

【1歳4ヶ月】手放しで2~3歩歩いた!

ようやく、おもちゃにつられて、2~3歩だけですが歩き始めました!

ここまでくれば後はあっという間でした。

おもちゃがなくても、自分で歩こうとチャレンジすることが増えてきて、初めて歩いてから5日後には2~3歩であれば完璧に歩けるように!!

心がけたこと

無理に毎日「歩く練習」や歩くことに拘りすぎないように心がけました。

親としては、周りの子ができるのにまだ自分の子ができないと心配になってしまうのは当然です。

でも、親が安心したいがために子どもを歩かせたいわけではありませんよね。

『力がついてきて、歩きたいと思えば歩くだろう』くらいな感じでのんびりとかまえるようにしていました。

『いつ歩くんだろうな~楽しみだな~!手を繋いでお散歩したいな~』と、歩けるようになった時のことをイメージして前向きに過ごすようにもしていました♪

それでも不安な場合は

それでも不安な場合は

よく行く小児科の先生や役所の児童支援課、児童センターでも育児相談会などが行われていたりするので相談してみてください。

もう少し経てば1歳半健診もあるので、そこまで様子をみるのもありだと思います。

1歳半だと9割の子が歩けるようになっているようなので、ひとまずそこを目安にしてもいいかもしれません。

ただし、姿勢や体つき、行動等に何か心配なことや違和感を覚える場合は1歳半健診を待たずに、相談に行ってみてくださいね。

ポイント
つかまり立ちや伝い歩きができているなら、1歳半ごろまでは様子見になることが多いようです。
「シャフリングベビー」(シャフラー)といってはいはいをせずお尻で移動する赤ちゃんは、歩き始めが遅くなる傾向にあるようですが、2歳ころまでには歩き始めることが多いようです。

1歳3ヶ月で歩けない子はどれくらいいる?

1歳3ヶ月で歩けない子はどれくらいいる?

1歳3ヶ月で歩けるようになっている子は8割というデータがあります。

つまり、この時期にまだ歩けない子は2割ということになります。(うちもその2割ということです笑)

周りを見ても、大体歩けている子が多いので、まぁそんな感じになりますよね^^;

一人歩き始める平均年齢

一人歩きは早いと生後10か月あたりから、遅めの子だと1歳半あたりとされているようです。

一人歩きを始める平均年齢は1歳前後だそうです。(結構早いですよね…!)

1歳3か月の発達の特徴

1歳3か月の発達の特徴

歩くこと以外にも、1歳3か月の発達について簡単にまとめてみました。

1歳3ヶ月の赤ちゃんは、どんなことができるようになっているのでしょうか?

身長・体重

1歳3ヶ月ごろの身長と体重は以下が目安となっています。

男の子

身長:73.0~84.8㎝

体重:8.19~12.23㎏

女の子

身長:71.1~83.2㎝

体重:7.61~11.55㎏

心の成長

していい事とダメなことの区別はまだついてませんが、叱られているということは分かってきています。

普段は厳しく叱ったり、行動を禁止する必要は全くありません。

危険なことをしたときにだけ、真剣な顔で「ダメだよ」と伝えるようにしていきましょう。

癇癪が増えたり気に入らないと叩いてきたりと、嫌なことを嫌だと行動で示すようになってきます。

言葉の成長

「ください」「どーぞ」といった言葉と物のやり取りを通してコミュニケーションができるようになってきます。

「ママ」「ブーブー」など意味のある言葉を使い出すと言われている時期です。

体の成長

手指の発達が著しく、道具を使うようになってきます。

クレヨンで殴り書きをしたり、積み木をいくつか積めるようになってきます。

体重の増加がゆるやかになっていく一方で、運動量が多いので体つきがスマートになっていきます。

視力もまだ大人程ではありませんが、離れたものでも視界に入って見えるように。

まとめ

1歳3ヶ月でまだ歩けない子は、2割しかいないんですね…。

思っていた以上に歩けている子が多くて、少しだけ驚いてしまいました。

手をひいてみたり、おもちゃを利用したりするのも歩くサポートとして効果的です。

とはいえ、時期が来たら歩くようになりますから、焦らずこれまで通り楽しく過ごすことを心がけましょう♪

歩き始めるのが遅くても、すぐに他の子に追いついて同じように遊べるようになるので大丈夫です!

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