ファミサポでは冠婚操作や通院の間に子どもを一時的に預かってくれるサービスを提供しているため、助けられている子育て世帯も多いかと思います。
一方で、他人に大事な子どもを預けることが怖くて抵抗感があるためになかなか踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
今回は私がファミサポを実際に使ってみた体験談をレポートしていきたいと思います。
●ファミサポの利用が怖いかどうか
●ファミサポを使ってみた体験談
ファミリーサポートの概要
ファミリーサポート(通称:ファミサポ)は主に地方自治体によって運営されている子育て支援事業で子育ての支援を受けたい側と提供したい側のマッチングや調整を行なっています。
一般財団法人女性労働協会のデータベースで子育て支援のファミサポを検索してみると、2023年8月4日現在で全国に1,111件のファミサポがヒットしました。
子どもを連れて行きにくい場面に遭遇することも何かとあったりしますが、多くの地域で活用されていることが伺えますね。
ファミサポにお願いできること
学校の送り迎えや家を空けなければいけない時に子どもの面倒を見てもらうなどで利用去られている方が多いようです。
どこまで頼むことができるかは、担当となってくれた方と交渉をして決めていくことになります。
どこまで頼めるかは担当者によるのでまちまちですが、常識の範囲内であれば受けてもらえることが多い印象です!
利用料金
ファミサポの利用料金は、ファミリーサポートセンターによって異なります。
利用料金は時間あたりで計算をするため、送迎のみのサポートをお願いする場合も家で子どもの面倒を見てもらうサポートをする場合も同じ料金になります。
サポートセンター | 地域 | 料金 |
横浜子育てサポートシステム | 横浜市 | 500円/時間 (休日は600円/時間) |
大阪市ファミリー・サポート・センター | 大阪市 | 800円/時間 |
名古屋のびのび子育てサポート事務局 | 名古屋市 | 800円/時間 |
さっぽろ子育てサポートセンター | 札幌市 | 350円/30分 |
福岡ファミリー・サポート・センター | 福岡市 | 600円/時間 |
さいたまファミリー・サポート・センター | さいたま市 | 700円/時間 |
サポートセンター | 地域 | 料金 |
横浜子育てサポートシステム | 横浜市 | 500円/時間 (休日は600円/時間) |
大阪市ファミリー・サポート・センター | 大阪市 | 800円/時間 |
名古屋のびのび子育てサポート事務局 | 名古屋市 | 800円/時間 |
さっぽろ子育てサポートセンター | 札幌市 | 350円/30分 |
福岡ファミリー・サポート・センター | 福岡市 | 600円/時間 |
さいたまファミリー・サポート・センター | さいたま市 | 700円/時間 |
こちらは一部の地域のファミサポ利用料金の一覧ですが、1時間あたり1,000円以内で利用できる地域が大半なので利用料金は安価であることが分かりますね!
ファミサポの会員数
ファミサポは、子育て支援を依頼したい「依頼会員」と子育て支援を提供したい「提供会員」がいますが、2020年のそれぞれの会員数は以下の通りでした。
提供会員:125,761人
提供会員1人に対して依頼会員が4人の割合なので、このデータからもかなりの需要があることが分かりますね。
ファミサポを実際に使ってみた感想
私は横浜市のファミサポ(横浜子育てサポートシステム)を現在も利用しているのですが、実際に利用した時に感じた感想などをご紹介していきたいと思います。
我が家では3歳の頃から利用を開始していて現在は4歳になる子を時々面倒を見てもらっています!
安心して任せられた
ファミサポを利用するまではやはり「他人に子どもを預けて大丈夫かな…」という不安な思いもありました。
最悪な事態を想定してしまうと他人に預けるのは怖いかもしれない…でも、やっぱり子どもの面倒を見ておいて欲しいこともある…という葛藤でした。
しかし、実際に使ってみてどうだったかというと全く不安は無く安心して任せることができています!
ファミサポの場合は実際に子どもを預ける前に面談をするのですが、そこである程度の人となりが分かっていましたし、実際にサポートをお願いして1年以上が経っているので今は「家族の一員」と思えるほど信頼していたりします!
子どもにとって良い刺激になった
これは教育上の観点からの感想ですが、我が家の場合は保育園にも行っていなかったため、子どもが親族以外の方と接する機会はほとんどありませんでした。
そのため、幼稚園に入園する前までには少しの時間でも親元を離れるトレーニングをしておきたいなという理由で幼稚園の入園前からファミサポを利用していました。
結果、子どもは適応が早いのかすぐにファミサポの方に懐いて親元を離れる抵抗感も少なくなっていきました。
また、予想外の効果として普段接する人以外と過ごしたことで良い刺激となったのか普段よりはしゃいで楽しそうな笑顔を見れたことも大きかったです!
普段は親とばかり遊んでいましたが、他の方と遊ぶのが新鮮だったのかもしれませんね!
預かり時の情報をシェアしてくれて嬉しかった
地域にもよるのかもしれませんが横浜市のファミサポの場合は、支援が終わる度に報告書を作成してくれてそこには預かってもらっていた時の子どもの様子なども書かれています。
うちの子を担当してくれている方はとても丁寧な方で、子どもがどんなお話をしたかやどのような遊びで喜んでいたかなどが細かく報告してくれています。
時には親元にいる時には見せない姿などもあり、そのお話を聞かせていただけるのはとても嬉しかったですね!
子どもとの会話でも、「ママがいない時に○○をして遊んだの?楽しかった?」という話題で盛り上がることも!
集中して用事を済ませることができた
ファミサポの場合は、支援者の方とスケジュール調整をする必要があるので予定が合わない時もあります。
その場合は、致し方なく子どもを連れて病院へ行ったりもするのですが…もう大変でしょうがないのですよね。。
他の用事を済ますにも子どもがいると気を配らなければいけないので集中ができず、改めてファミサポに助けられているなぁと実感することがよくありました。
ファミサポを利用する上での注意点
私の経験ではファミサポを利用してもまったく怖いことはなく、安心してお任せできているという結論なのですがファミサポのサービス提供の方がみなさん同じとは限りません。
ファミサポではサービスを利用する前にはサービス提供者の方と面談をすることになっているかと思いますので、この面談時にしっかりと色々確認しておくことをおすすめします。
ファミサポのサービス提供の方は子育て経験が無かったり保育士の資格が無かったりしてもなることができます。
みなさんの中で「子育て経験が無い人に任せるのは怖い…」や「保育士の資格を持っていた方が安心できる」などがあるようでしたら、サービスを利用する前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
また、ファミサポでは時々ベビーシッターで禁止されているような「シッターと同じ部屋にいないように」などの制限はありません。
なので、最初の数回は実際に近くで仕事ぶりを見させてもらうのも良いかと思いますよ!
もちろん、あからさまに「あなたの働きっぷりを見ています!」という感じではなく「家事の間に子どもの面倒を見て欲しい」などのように自然にお願いする方が良いと思います。
まとめ
今回はファミサポを利用してみた体験談をお話させていただきました。
大切な子どもを預けるので、サービスを利用するのが怖いなと感じる気持ちはよく分かりますし私も同じでした。
ただ、実際に利用をしてみて怖いなという気持ちは全く無くなりましたので、みなさんも一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
ここまでお読みいただきましてありがとうございました!